スーパーホテルで働くベンチャー支配人の情報メディア

長続きの秘訣は「一旦放置力」!?ハードな前職から解放、5年目の春を迎えるお二人に突撃インタビュー

どうも!
今回も辻が先輩インタビューを敢行してまいりました。
インタビュー当日は、新入社員と思われる方々がいっぱいの新幹線に揺られてスーパーホテル小山に突撃。
もうすぐ5年目に入られるベテランの支配人・副支配人のお二人。
それではどうぞ!

f:id:superdreamproject:20220406094116j:plain

支配人・副支配人とスーパーホテルの縁

――応募はどちらが誘われたのですか。

M支配人:
スーパーホテルで働く2年ぐらい前のことだったのですが、自宅の給湯器が壊れたのでスーパーホテル東京・新小岩に二人で泊まりに行きました。
元々、副支配人の前職の上司がそこで業務委託をされていたということもあって、じゃあ行ってみようということになったんです。
そこにスーパーホテルの会長の書籍が置いてあるのを見つけて読んでみたところ、「ベンチャー支配人制度って面白そうだな」と。
その時は普通に泊まって帰りました。

その後、副支配人が仕事でとても疲れている時期があって、私も勤めているエリアにどんどん新しいホテルが建ち、ホテルに自分のお客さんが流れていくのを目の当たりにしていました。
これまでは会社でトップ5に入っていた成績もだんだん落ちてきて、このままでは自分の会社は長続きしないのではないかという疑問を持ち始めていていた時期に、会長の本のことを思い出しました。
それからネットでベンチャー支配人制度のことを色々調べていくうちに「やりたい!」と思い、そこから副支配人の説得を始めたんです。

副支配人とゆっくり話すために2回旅行へ行って、1回目は副支配人が仕事で疲れすぎて移動中は寝てばかりだったので話を聞ける状態ではなく、無理やり話をしても無理と言われてしまったのですが、2回目でオーケーをもらいました。

M副支配人:
その当時ブライダル関係の仕事をしていて、責任者でもありとてもハードだったので、もう少し家の近くで事務職がしたいと思い転職をしました。
ですがまたハードな環境に置かれてしまい、本当に毎日毎日へとへとで…
会社の人たちはとても親切だったので本当は辞めたくなかったのですが、体力のことを考えたらこれは持たないかもしれないと思いました。
支配人からベンチャー支配人の話を聞いて、「卒業したら何かできるかもしれない」と思って応募を決意しました。

M支配人:
説得するときに、お金の管理やアルバイトの管理など面倒なことは私がすべてやるという条件でオーケーをもらいました。
徐々に私が仕事を引き受けていって、今は朝の経理業務もやるようにしています。
業務しているうちに分担ができてきましたね。

接客は主に副支配人とアテンダントスタッフにお願いしています。
特に夜など、何か仕事をしているときにフロントに呼ばれると、お客様に気持ちのいい接客が十分にできないと思っているので、なるべく接客は副支配人とアテンダントスタッフに任せるようにして、夜のフロントも厚めに入れています。

アテンダントスタッフとは…スーパーホテルで働くアルバイトスタッフのこと。ベンチャー支配人自らの裁量で面接・採用することが可能です。

f:id:superdreamproject:20220406094214j:plain

職場の雰囲気は自分たちで作る

――1店舗目と2店舗目で違うところはありますか。

M支配人:
やっぱりいろんなところが全然違います。
募集で集まるアテンダントスタッフの年齢もそうですし、お客様の層も全く違って面白いですね。

M副支配人:
1店舗目の時は何もわからなくて。
今までの職業では自分も含めて「社員」「アルバイト」という枠の中で働いていましたが、スーパーホテルでは自分たちが人を雇っているということや、毎日一緒に働いている清掃スタッフは会社が違う方々ということで距離感が測りづらいみたいなものがありました。

前の会社だと人間関係が悪くなったら違う店舗に異動することもあったのですが、いまは自分たちが雇用しているので、人間関係も含めてすべてを自分たちでやるしかないというところが、2店舗目にしてやっと掴めたという感じですかね。

――スタッフとの関係で気を付けていることはありますか?

M副支配人:
前の店舗の時は、協力会社さんとの関係が正直あまり上手くいかなくて。
モチベーションを上げてもらいながら、やることはちゃんとやってもらわないといけないという中で、周りの支配人にも相談をしていました。
経営品質部の担当の方にも手伝ってもらいながら、2店舗目に来てからはまずそれを気を付けました。
自分は割と細かいところに目がいくのですが、関係性ができていない中で言ってしまうと相手も嫌な気がするので、すぐに指摘するのではなく気が付いても一旦様子を見てみるようにしました。
”他の会社が雇用している方”という関係性の中で、相手の立場になれるようになったというか、言う前に一度考えるようになりましたね。

仕事をする環境の、場の雰囲気みたいなのは自分でつくらなければならないですしね。
自分の過去の関係性の作り方を振り返ると、ストレートにスタッフに言い過ぎていたと気づいたり、反省することもありました(笑)

f:id:superdreamproject:20220406094320j:plain

――オフの時はなにをしていますか。

M支配人:
本ばかり読んでいますね。
海外の論文や学術書が好きです。

M副支配人:
音楽ばかり聴いていて、いまは「モーニング娘。」にハマっています。
ぜひ”プラチナ期”をチェックしてみてください(笑)

――今取り組んでいることはありますか

M支配人:
まだこれからですが、「No.2」のアテンダントスタッフを育てたいですね。
その方がいることで店舗全体の接客もよくなりますし、口コミや評判もよくなり、リピーターも増える可能性がある。
それが結果として私たちに返ってきますから、早めに取り組みたいですね。
また、店舗担当から「店舗の強み・弱み」を指摘していただいているので、そちらも今夏までには何とか取り組みたいですね。

M副支配人:
隣の店舗がまだ新しいので、そちらと比較されてもいいように、いかに清潔感を保って手入れの行き届いた客室を提供するかをスタッフと一緒に取り組んでいます。

スーパーホテルの従業員育成システムでは、評価段階が「ブロンズスター」から始まり、「シルバースター」「ゴールドスター」「No.2」とレベルアップします。

f:id:superdreamproject:20220406094356j:plain

M支配人は中学生の職場体験にも協力している

大事なのは「一旦放置力」

――これから始めようとする方にアドバイスをお願いします。

M支配人:
仕事を楽しむことでしょうかね。
どうしたらお客様に名刺をいただけるとか、どうやったら効率よく仕事ができるかなどを考えるのが楽しいので、楽しく働ける部分を見つけるということですね。

M副支配人:
スーパーホテル石狩のH副支配人に教わったことなのですが、心の平穏を保つために仕事を途中で置いてしまうということです。

例えば、朝の経理業務で現金が合わなかった時に、それを合わせるために色々調べてそのことでイライラしてしまうことってあると思うんです。
そういういときはイライラする前にその仕事を置いておいて、後でまた「やろう」という気になったらやる。
その気になるまで違うことをしていったん忘れるようにすることで、イライラしないようにしています。

イライラしているときに違う仕事をすると、いい結果も出ないし口調や態度に出たりしてしまって、お客様へ十分な対応ができないかもしれない。
そんな連鎖が続くと自分の周りの人たちにもいい影響を与えないですし、それが続くと自分の心にもよくないと思います。

「一旦放置力」こそが長続きする秘訣ですかね。
スーパーホテルでは仕事のペースは割と自分で決めれますし、支配人と2人しかいないので最終的には自分でやるしかないのですが、どの会社でも「一旦放置」ができるという訳ではないと思うので、この職場環境もありがたいですね。

f:id:superdreamproject:20220406094633j:plain

ベンチャー支配人が気になる方は、まず説明会へ

今回は、スーパーホテル小山の支配人・副支配人にお話を伺いました。お2人をこれからも応援し、動向を追い続けていきたいと思います!
スーパーホテルの支配人が気になる…そんな方は、まず説明会にお気軽にお越しください!聞きたいことはすべて説明会でお答えしますよ♪