スーパーホテルで働くベンチャー支配人の情報メディア

【前編】特命記者Mの突撃!隣の卒業生:福岡市「HAMBURG&STEAK AMACRO」

どうも、スーパーホテル、採用担当の特命記者Mです。
はるばる福岡までやってきました。

今回の突撃先は、ハンバーグ&ステーキ店。
せっかく博多に来たんだから、博多ラーメンにもつ鍋にご当地グルメを食べさせてよ!と言いたいところですが、何よりも大好物の肉を食べられるとあってテンション爆上がりです♪

朝から何も食べずにお店へ直行しました。

今回ご紹介するスーパーホテルベンチャー支配人の卒業生は、
野口 佑一郎さん(36)・野口 志保さん(35)ご夫婦。

福岡市早良区で、年間400頭しか生産されない黒毛和牛の「天草黒牛」を使ったハンバーグ&ステーキ店「HAMBURG&STEAK AMACRO」を営まれています。

野口さんのベンチャー支配人歴

  • 2019/1/12~2019/6/21 山形駅西口天然温泉 
  • 2019/7/12~2023/1/31さいたま・大宮駅西口
  • 2023/1/31 満了にて卒業

人としゃべらないと死ぬ→ベンチャー支配人へ!?

志保さん:
私、人としゃべっとかないと死んじゃう病気なんですよ!

――開口一番、明るく大病を告白する志保さん。
ChatGPTにさえ人見知りしてしまう私がその病気に罹れば、即死間違いなしです。

志保さん:
「人としゃべらないと死ぬ→だったら飲食店しかないっしょ!」と、飲食店を転々としながら、いつか自分のお店をやることをずっと夢見ていました。

――お二人が結婚されたのは約10年前。
当時、佑一郎さんは健康食品の営業、志保さんは生命保険の営業をされていました。
そんな中、ベンチャー支配人に最初に興味を持ったのは志保さんだったそうですね。

志保さん:
取引先のお客さんが、たまたまベンチャー支配人経験者で、こんなのあるよって紹介してくださったんです。それで、調べてみたらちょうど翌月に福岡で説明会があって夫を誘いました。

佑一郎さん:
僕はその当時、ちょうど転職しようかと考えていました。
彼女がお店を持つという夢があることは知っていましたし、ちょうど良いタイミングだったこともあり、誘いに乗ることにしました。

福岡からは離れたくない→山形行き!?

――生まれも育ちも福岡のお二人。
ベンチャー支配人に挑戦するにあたっては、勤務地が選べないため着任地が遠くになることだけが不安材料だったそうですね。そして、言い渡されたのが、山形行きでした。

志保さん:
山形行きには驚きましたが、「じゃあ、やめるか」とはなりませんでした。
むしろ、「頑張ればでかい店舗にすぐ行ける。早く終わらせよう!」という気持ちで挑みました。
頑張った結果、半年でさいたま・大宮駅西口へ異動になりました。
ちなみに、山形の店舗では、お客様にもスタッフにも恵まれ、大きなトラブルもなく楽しく過ごすことができました。

――山形駅西口天然温泉の客室数は108室。対して、さいたま・大宮駅西口は157室。
店舗が大きくなると、それだけ大きな報酬を得られる可能性が上がります。
仕事の進め方も変わり、習得できる経営ノウハウも変わりますよね。

佑一郎さん:
経験がなくても、結果を出せば、必ずチャンスが巡ってくる。
経営者と同じで、やったことがダイレクトに自分に返ってくるところが、ベンチャー支配人の醍醐味であり大きな魅力です。

温泉の温度が67℃に!?

――山形ではスムーズにスタートを切ったお二人ですが、埼玉では大苦戦したそうですね。

志保さん:
温泉の設備故障でお湯の温度が67℃まで上がったり、朝食会場の天井から水が滴り始めたり…
研修で習わないどころか誰も経験したことのないようなトラブルに見舞われました。

――そんな呪われているとしか思えないような状況を乗り切ることができたのは、志保さんの人としゃべらないと死ぬ病気のおかげだったとか。

志保さん:
近隣にある大宮駅東口の支配人をはじめ、協力パートナーや本部スタッフなど、周囲のあらゆる人とコミュニケーションを取りまくり、気付けば強力なサポートネットワークが完成しました。
たくさんの手助けのおかげで無事に卒業を迎えることができました。

ちなみに、お店を開業してからも、各地で繋いだ縁はしっかりと継続していて、いろんな方が遠路はるばる福岡のお店まで訪ねてきてくださっています。

――ベンチャー支配人の期間中はコロナ禍にも直面しましたよね。

佑一郎さん:
社会全体に大きな影響をもたらしましたが、「そんな時にスーパーホテルにいてよかった」と感じています。
コロナ禍でも変わらず固定報酬を支払ってもらえたおかげで、不安なく毎日を過ごすことができ、当初は大反対だった妻のご両親も「いい会社だね」と感心していました。

開業資金を貯めて夢の実現へ

――『卒業後は飲食店を開く』『4年で卒業する』という明確なゴールを定めてベンチャー支配人にチャレンジされたお二人。
とは言え、埼玉でベンチャー支配人をしながら、地元福岡での開業準備は困難で、卒業までに準備はほとんど進まなかったそうですね。

佑一郎さん:
ただ、資金は貯まりました。
食欲とか物欲に負けて2000万円には届きませんでしたが(笑)。
それでも福岡で仕事を続けていたら絶対貯まらなかった額ですし、思い切ってチャレンジして良かったですね!

――誘惑に負けながらも開業資金を貯め、夢へのスタートラインに立ったお二人。

後編では、開業後のストーリーに迫ります。

▼【後編】はこちら

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