
「24時間運営のホテル支配人に寝る時間はあるの?」「ホテル内に住まいがあるとプライベートがなくなってしまうのでは?」説明会や面接で、多くの方からこのようなご質問をいただきます。
確かにホテル支配人の1日は、一般的な会社員の生活リズムとは異なります。一方で、趣味や外食など、リフレッシュの時間を作っている支配人が多いことも事実です。
今回は、24時間運営でもオン・オフの切り替えが叶うスーパーホテルの仕組みや上手な時間のコントロール術を紹介します。
支配人の時間を守るスーパーホテルのシステム

「24時間365日、ずっと気が張ったまま?」スーパーホテルでは、独自の仕組みを確立させ、支配人・副支配の不安な気持ちを解消しています。
ホテル運営は、確かに24時間止まりません。だからと言って、支配人・副支配人が24時間不眠不休で現場に立ち続けているわけではありません。
現役の支配人たちが、自分たちの時間や休息をしっかりと確保できているのは、個人の頑張りに頼り切らない支え合いの仕組みがあるからです。
朝の業務が激減!ノーチェックアウトシステム
時間の確保に大いに役立っているのが「ノーチェックアウトシステム」です。
一般的なホテルでは、朝のチェックアウト対応や精算業務に多くの人員と時間を割かれますが、スーパーホテルでは、チェックイン時に発行される暗証番号が鍵となるため、お客様はフロントで手続きすることなくそのまま出発していただけます。
この仕組みが、支配人・副支配人の朝の動きに戦略的な自由度をもたらしています。
例えば、フロントでの精算事務がほとんどないため、副支配人は、朝食会場でのご挨拶やお客様一人ひとりに合わせたお見送りに専念することができます。
事務作業に追われる朝ではなく、お客様と向き合う朝をデザインできるのです。
深夜の安心を支える、ハイブリッドな電話対応体制
スーパーホテルでは、支配人・副支配人が、「お客様との繋がり」と「休息」を両立させるため、バックアップ体制を整えています。
スーパーホテルの支配人・副支配人にとって、お客様からの直接のお問い合わせに応える時間は、信頼関係を築く大切なひとときです。
一方で、丁寧にお客様と向き合うためには、休息の時間も欠かせません。
だからこそ、日中の営業時間は自ら丁寧に対応し、夜間はシステムに任せられる体制を整えています。
こうしたハイブリッドな体制こそが、ホテルの健全な運営を支えています。
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営業時間内は、自分たちの声で届けるおもてなし
朝のスタートから24時までは、フロントにて支配人・副支配人・アテンダントスタッフが直接お電話に対応します。予約のご相談や近隣のご案内など、現場だからこそわかる細やかな対応を大切にできる時間です。 -
24時以降は、夜間コールセンターが一次対応をバトンタッチ
営業時間を過ぎると、お電話の一次対応は夜間コールセンターへと切り替わります。「寝ている間も電話が鳴り続けるのではないか」という不安を抱えることなく、翌日からの業務に向けてしっかりと心身を休めることができるセーフティネットです。 -
客室電話の設置撤廃による「後精算」のゼロ化
「ノーチェックアウトシステム」を完結させるため、客室内の電話は設置していません。これにより、チェックアウト時の通話料精算という煩雑な事務作業が一切発生せず、朝のフロント業務を極限までシンプルにしています。
このように、自分たちがフロントに立つべき時間とシステムに任せて休むべき時間を明確に分けることで、24時間365日のホテル運営を支えながら高いパフォーマンスを維持し続けることができるのです。
💡キャリア・ディレクターの視点
精算機によるチェックアウトやコールセンターの設置などを進めるホテルは増えてきていますが、キーレス化や電話機の撤廃などは、スーパーホテルならではの思い切った取り組みと言えます。
こうした取り組みは、豊かな時間の創出だけでなく、昨今の人材不足の解決にも役立つでしょう。
スタッフの育成=時間の創出
支配人に着任すると、支配人・副支配人自らがフロントに立つ時間が長くなります。
しかし、フロントに立つのは必ずしも支配人・副支配人でなければいけないわけではありません。
実際にスーパーホテルでは、時間帯によってフロント業務をアテンダントスタッフに任せているという支配人も少なくありません。
業務を任せられる信頼できるスタッフがいることで、「数字の戦略や環境整備の時間」などの責任者としてのホテル運営業務、また「今日の夕方はスタッフに任せて、二人でたまには外食」など、支配人・副支配人のプライベートな時間を確保することができるのです。
自分がいない時間帯でもホテルの運営が円滑に回る仕組み(チーム)を作ることは、支配人・副支配人にとって重要な仕事のひとつでもあり、時間を上手にコントロールするための鍵にもなります。
意識的に切り替えて物理的・精神的な境界線を引く

ホテル内に住居を構えられることは、家賃や光熱費などの生活費が削減できることや通勤時間がかからないなど多くのメリットがあります。
一方で、「職場と住まいが直結していることでプライベートの境界がなくなるのでは?」と不安を感じることもあるでしょう。
そうした不安を抱えることなく、上手にオン・オフを切り替えられている支配人・副支配人たちは、意識的に仕事とプライベートの境界を引き、明確なルールを設けているのです。
制服を脱いだら完全にオフ
職場と住まいが直結しているからこそ、あえて「居住スペースで仕事の話はしない」と決めているペアもいらっしゃるようです。
完全にオフタイムに切り替えると決める為、あえて制服を脱いで着替えると決めているペアも。そういった2人のルールを決めて、充実したプライベート時間を確保しているようです。
意識的な外出
「仕事に行き詰まったら短時間でも外に出るようにしている」という声も多く聞かれます。
カフェで一息ついたり、ジムで汗を流したりして、意識的にホテル支配人としての役割から離れる時間をつくることで、オン・オフを上手に切り替えているのです。
中には、最低でも月1回は二人揃って外食をすると決めているペアもいるようです。そういった時間で地域の魅力を再発見しているペアも少なくありません。
「休むことが仕事にも役立つ」と割り切る
接客業である以上、疲れた顔でお客様の前に立つことは避けたいものです。
だからこそ、質の高い睡眠や休息を「業務のためのメンテナンス」と位置づけて意識的に休む時間を設けることも大切です。
そうすることで、短時間であってもきちんと休むことができ、心身ともにリフレッシュできるものです。
このオン・オフの切り替え術を身につけることも、ベンチャー支配人という「経営者」に求められる大切なスキルの一つです
24時間営業でも自由な時間は生み出せる
ホテル運営は24時間体制で稼働しているからこそ、「支配人は休みがないのでは…」という不安を抱くのは当然のことです。
しかし、スーパーホテルでは、誰かに勤務時間を管理されるのではなく、自分たちの裁量で働き方をデザインすることができます。
システムを使いこなしたり、信頼できるスタッフを育成したりすることで、24時間体制であってもしっかりとオン・オフを切り替えてプライベートな時間を捻出することができるのです。
時間の主導権を握り、自分たちらしい働き方を選択できることは、スーパーホテルの支配人制度ならではの醍醐味と言えるのではないでしょうか。説明会では、現役の支配人から実際の働き方について直接話を聞ける機会もあります。
「どうやって運営しているの?」など、不安な気持ちをお持ちの方こそ、ぜひ説明会にお越しください。
この記事の監修・アンバサダー
専属外部ライター・採用広報ディレクター 湯浅 邦枝

求人業界で20年以上、のべ500社以上の採用現場を取材してきたキャリア・ディレクター。
現在はスーパーホテルの専属外部ライターとして、支配人の『リアル』を発信中。
- 取材実績: 年間200件以上
- 保有資格: WEBライティング能力検定1級
- スタンス: 「外部パートナー」だからこそ書ける、客観的な事実をお届けします。

