こんにちは。
気付けば、もう師走。
天気予報では冬将軍の到来なんて言ってますが、
うちには家の中にも将軍がいるので私は年中震え上がっています。
どうも、特命記者のMです。
さて、今回は奈良・新大宮駅前の
支配人・副支配人にインタビューをしてきました。
支配人・副支配人は元同僚
お二人はもともと同じ会社で営業をされていたそうです。
ベンチャー支配人を始めるまでは
同じ職場で働いたことがないという方が多い中で、
お二人のようなケースは少数派。
職場での顔を知っておられるお二人の方が
なんとなくスムーズにスタートを切れそうな気がしますよね。
でも、お二人の場合はそうではなかったようです。
●副支配人
「前は同じ会社で、同じ営業をしていました。
お互いの力量やスタンスはよく知っているので、
私たちもうまくいくと思ってたんです。
でも、実際はそう甘くはなく。
いざいっしょに店舗を運営するとなると、ものすごく意見が食い違うんです。
たぶん、以前は違うなと思うことがあったとしても、
自分には直接関係がないので流せていたんだと思います。
でも、ここではそうはいきません。
お互いの一挙手一投足が自分に跳ね返ってきますから。
なので、最初のうちはケンカケンカの毎日。
二人のあいだにバチバチ火花が飛び散っていました(笑)。」
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め組のコンサル
●特命記者M
「ど、どうやって鎮火してたんですか?」
●支配人
「火花どころか、何度も大炎上しました。
炎上しすぎて、辞める寸前までいったこともあります。
でも、こうして今も続いているのは、
私たちを担当してくれているコンサルさんが
その都度仲裁に入ってくださったからです。
根気強くフォローをしてくださったおかげです。
ベンチャー支配人にチャレンジすることなく、
いきなり二人で商売を始めていたら、
こんなフォローもないので、
絶対にうまくいってなかったでしょうね。」
おお、スーパーホテルはケンカの火消しまでしてくれるのか。
うちの家庭もすぐに炎上するので、
コンサルをお願いしたいくらいです。
ケンカ上等
●特命記者M
「今もケンカは続いてるんですか?」
恐る恐る質問する私。
●副支配人
「さすがにもうしてないです(笑)。
ケンカをしないように、二人の仕事を細かく分けたんです。
で、相手の仕事には口出しをせずに任せると決めました。
そうすると、すごくスムーズにいくようになりました。」
●支配人
「二人とも長く営業をしていたので、
そこそこやれる自信はあったんです。
でも、蓋を開けてみたら、失敗の連続。
そのときは大変でしたが、
今振り返ってみると失敗から学んだこともたくさんあります。
私たちにとってそれは、お金以上の財産です。
今、ベンチャー支配人にチャレンジするかどうかで
迷っておられる方も多いと思いますが、絶対にやったほうがいい。
もちろん、私たちのようにうまくいかないこともあるでしょう。
でも、その失敗はその後の人生において必ずプラスになります。
自分たちで商売を始める前に
とことんケンカをして、
とことん失敗ができる。
それこそがベンチャー支配人の魅力なのかもしれませんね。」
なるほど。
うちの夫婦ゲンカは犬も食べてくれませんが、
二人で食べていくためのケンカは無駄じゃないってことですね。