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ホテル運営への挑戦から、居酒屋の夢を叶える。二人が歩む未来へのステップ

今回は、スーパーホテルJR富士駅前禁煙館のA支配人・A副支配人にお話を伺いました。
建設業出身のA支配人と、ホテル・旅館勤務経験を持つA副支配人。
異なる経歴を持つお二人が、Super Dream Projectに挑戦し、リピーターの多いJR富士駅前禁煙館をどのように運営しているのか。
日々の工夫ややりがい、そして将来の夢まで、そのリアルな声をお届けします。

50日研修直後のお二人にインタビューした記事はこちら▼

www.sh-dream.jp

自己紹介、ご経歴

まずは、A支配人・A副支配人の経歴をご紹介します。

  • A支配人:前職では、建設現場などで重量物の運搬を担う重量鳶として勤務
  • A副支配人:ホテルのフロントや旅館で勤務経験あり
  • 2025年2月26日〜 スーパーホテルJR富士駅前禁煙館 現在に至る

未経験者と経験者、それぞれが感じた「挑戦の手応え」

――Super Dream Projectに応募したきっかけや50日研修について教えてください。

A支配人:
転職活動中にSuper Dream Projectの募集を見つけたのが、すべての始まりでした。
もともと二人で同じ目標に向かって働きたいと思っていたため、「これは挑戦してみたい」と強く惹かれました。
ただ最初は、正直なところ「本当にこんな働き方があるのか?」と半信半疑で(笑)。
Super Dream Projectの概要を調べていくうちに、個人としても、パートナーと挑戦する場としても成長できる舞台だと確信するようになりました。

A副支配人:
私はホテル業界の経験があったので、仕事内容自体はイメージしやすかったのですが、支配人・副支配人となると視点が大きく変わるため、不安はありました。
ただ、スーパーホテルの現場で研修を始めると、スタッフの方々が明るく温かい雰囲気で迎えてくださり、すぐに環境に馴染めました。
働く人間関係が良いというのは、こんなにも心強いものなのだと実感しましたね。



A支配人:
研修の50日間については、想像していたよりもスムーズに進められました。
前職は建設現場で重い荷物を運ぶような仕事だったため、それに比べると体力的な疲れはほとんど感じず、むしろ新しいことを学ぶ楽しさのほうが勝っていました。
ビジネスマナーや接客の基礎は不慣れでしたが、研修先で出会ったお客様が本当に優しく、言葉遣いを間違ってしまっても笑って受け止めてくださったので、その都度励まされました。

A副支配人:
私も研修は想像していたより精神的な負荷が少なく、穏やかに取り組めました。
スーパーホテルの環境も、お客様も優しかったおかげです。
一方で、後半の朝食対応の際には、お客様の情報が事前に把握できていない状況で接客する難しさを感じました。
よりパーソナルなコミュニケーションができるよう、お客様情報を共有する仕組みを整えたり、チェックインにもお客様に積極的に関わるなど、着任後にも工夫できる点が見えました。

着任して直面した“経理の壁”の乗り越え方

――実際に着任してみて、いかがでしたか?大変だったことはありましたか?

A支配人:
研修店舗で業務の流れからイレギュラー対応まで丁寧に教えていただいていたので、着任して支配人として現場に立っても、不安はほとんどなかったですね。
研修の内容がしっかり実務につながっていると感じました。

A副支配人:
私は、経理業務が想像以上に幅広いことに一番驚きました。
研修中にも「経理は色々なパターンがあるよ」と聞いてはいたのですが、実際に着任してみると、見たことのないケースに遭遇することが想像以上に多かったんです。
最初の頃は金額がどうしても合わず、「どこでズレたんだろう」と悩む日が何度かありました。
その度に研修店舗の副支配人や本社の経理担当に連絡して、資料を一緒に確認していただきながら解決していきました。

焦ることもあったのですが、繰り返し対応していくうちにパターンが分かるようになり、着任から3ヶ月ほどで大部分のケースに自分で対応できるようになりました。
今では金額が合わないときも「あ、これはあの時と同じだな」とすぐ気づけるようになってからは、本社に確認する場面はほとんどなくなりましたね。

リピーターの多いホテルならではの安心感

――JR富士駅前禁煙館はどのようなお客様がいらっしゃいますか?

A支配人:
平日は特にリピーターのお客様が多いですね。
ほとんどの方が連泊でご利用されていて、私たちよりもスーパーホテルを熟知されているお客様ばかりです。
着任前の引き継ぎ期間に、「こんなお客様が多いよ」等々、詳しく教えていただいていたので、イメージとの差はほとんどありませんでした。

A副支配人:
むしろお客様の方が店舗のことをよくご存じで、こちらが教えていただく場面もあるほどでした。
平日はビジネスで定期的に来られる方が中心で、長年このホテルを選んでくださっている理由を伺うと、「完全禁煙で落ち着ける」「スタッフが親切だから安心できる」といった声をよくいただきます。
前任の支配人の方々が長年築いてこられた関係性や接客が、そのまま信頼につながっているのだと感じます。

A支配人:
敬語やビジネスマナーには着任後も不安がありましたが、お客様が常連の方が多く、皆さん本当に温かく受け止めてくださるんです
丁寧さを意識しつつも、かしこまりすぎず自然に会話できる雰囲気があって、そのおかげで少しずつ慣れていくことができました。

A副支配人:
接客経験は私の方が長いですが、実際にお客様へ説明する場面では、支配人の方が言葉選びが上手だと感じることもあります。
かっちりしすぎず、でも丁寧に伝えられるバランスが良くて、富士禁煙館に来られるお客様に合わせた話し方をしてるんですよね。

A支配人:
そう言ってもらえるのはありがたいです(照)。でも、本当にお客様に恵まれているおかげですね。
常連のお客様が多いからこそ、緊張しすぎずに自然体で向き合える。それがこの店舗の魅力でもあり、働く側としても安心して接客できる理由の一つです。

建設と旅館、それぞれの経験が支えるホテル運営

――前職の経験が活かせたと感じることはありますか?

A支配人:

前職は建設現場で働いていたので、ホテル業とはまったく違う分野だと思っていましたが、意外にもその経験が現在の業務に活かされています。
特に設備まわりのトラブルでは、現場で培った基礎知識のおかげで状況把握が早く、応急的な確認や簡易的な対処ができる場面もあります。

例えば、“お湯が出ない”“窓が動かない”といった不具合があっても、まずは原因の切り分けを行うことで、その日のうちにお客様への影響を最小限に抑えられるケースもあります。
もちろん、必要な部分は専門業者へ依頼しますが、前職の経験があることで判断や初期対応がスムーズに進むのは大きな強みだと感じています。

こうした部分で自分のバックグラウンドが活かせるのは、思いがけない発見でしたし、仕事のやりがいにもつながっています。

A副支配人:
私は主に朝食業務を担当しているので、以前、旅館での接客やホテルでの朝食担当をしていた経験が活きています。
お客様の流れや補充のタイミングが自然と読めるので、「今日はお食事のペースが早いから早めに補充しよう」「この人数ならこの量で足りるな」と、状況に合わせて動けるようになりました。
旅館時代はスピード感のある環境で働いていたので、提供の段取りを整えることにも慣れており、今はより落ち着いたペースで丁寧に対応できています。
スーパーホテルは働きやすい職場なので、これまでの経験を無理なく活かせていると感じます。

スタッフが安心して働ける環境づくりを

――お二人でホテル運営をする上で、心がけていることは何ですか?

A支配人:
二人でホテルを運営する上で、既存のスタッフの方々が安心して働ける環境を整えることを意識しています。
私たちが着任する前から働いているアテンダントスタッフの方々は、経験が長く、10年以上勤務されている方もいるくらいです。
その知識や動きを尊重しながら、こちらからも少しずつ関係性をつくっていく姿勢を大事にしています。

私は夜の時間帯を担当しているので、フロントのアテンダントスタッフや朝食スタッフの方がスムーズに業務を行えるよう、できるだけサポートにも回るよう心がけています。
最初は仕事の話を中心に、前任からのやり方を教えていただきながら距離を縮めていきました。

A副支配人:
スタッフの年齢層や勤務歴もさまざまなので、誰にとっても働きやすいと感じてもらえるよう、こまめにコミュニケーションをとることを意識しています。
特にアテンダントスタッフへは、「何か困っていることはありませんか?」「もっとこうだったら働きやすいと思うことはありますか?」と聞くようにして、改善点をできる限り反映しています。
意見を言いやすい雰囲気づくりは、運営を続けていく上でも重要ですよね。

A支配人:

スーパーホテルの魅力は、前例にとらわれず、自分たちのアイデアでより良い運営方法を模索していける柔軟さにあると思います。
たとえば、近隣のJR富士駅本館には温泉がありますが、富士駅前禁煙館には温泉がないため、どう特色を出すかを常に考えてきました。

そこで、来館されるお客様の傾向を踏まえながら、ウェルカムバーのラインナップを見直したり、アメニティの種類を見直したりと、日々小さな改善を積み重ねています。
こうした工夫によって、“このホテルならでは” の魅力を少しずつ形にできていると感じています。

A副支配人:
決まった正解があるわけではなく、「このお客様にはこういうサービスが喜ばれるのでは?」と考えながら二人で形にしていく時間が楽しいんです。
任せてもらえる範囲が大きく、自分たちのアイデアをエリア担当に相談しつつ、反映できる環境なので、やりがいを感じています。
これからもスタッフの声を拾い、お客様の視点も踏まえながら、より良いホテルづくりを続けていきたいですね。

常連のお客様のひと言が大きな励ましに

――やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?

A支配人:

やりがいを強く感じたのは、長年ご利用いただいているお客様から
「歴代の支配人さんたちと比べても、今回も本当に良いね」といった言葉をいただけた瞬間です。

これまでの支配人の皆さんが築いてこられたサービスの積み重ねがあってこそ、そう言っていただけるのだと思うと、その言葉の重みを強く感じますし、自分たちの取り組みがしっかりお客様に届いているのだと実感できます。

歴代の支配人の方々への敬意を大切にしながら、その流れをより良い形でつないでいけるよう、これからも工夫を重ねていきたいと思います。

A副支配人:
私は、お客様がチェックアウトの際に「また来ますね」と声をかけていただく瞬間に、一番やりがいを感じます。
初めてスーパーホテルを利用された方が「こんなホテルがあるなんて知らなかった」「次は別の店舗にも泊まってみたい」と言ってくださることも多くて、そういう言葉をいただくと、この仕事に挑戦して本当によかったなと思います。

また、ビジネスホテルに冷たいイメージを持たれていた方が、「こんなに温かい雰囲気なんだ」と驚かれることもよくあります。
JR富士駅前禁煙館での滞在がきっかけでホテルの印象が変わったと言っていただけると、ここで働いていてよかったと心から思えますね。

互いに支え合って休息のリズムを作る

――プライベートな時間は作れていますか?

A支配人:
着任前はほとんど休めないのではないかと覚悟していましたが、実際に働いてみると、思っていた以上に柔軟に時間を作れると感じています。
アテンダントスタッフさんが長年働いてくださっているおかげで業務が安定しており、お任せできる時間帯もあるので、気持ち的にも余裕ができます。

A副支配人:
支配人と互いに声を掛け合いながら、時間を作っています。
「明日の朝は休んでていいよ」と支配人が言ってくれたり、逆に「今日はゆっくりしてていいよ」と私から伝えることもありますよ。
スタッフさんがいてくれる際に、近隣の市まで観光に行ったこともありました。
富士市はもちろん、周辺にも魅力的な場所が多いんです。全国で働くことができるこの制度を活かして、せっかくなら“今のうちに”楽しんでおきたいと思っています。

A支配人:
二人で同じ日に休まないのは、万が一の際に誰も対応できない状況をつくらないためです。
トラブルに備えて、二人同時に長時間ホテルを空けることは避けています。
今後さらに業務が安定し、スタッフとの連携が整ってくれば、二人の時間を作ることも少しずつ実現できるかもしれませんね。

“居酒屋”開業の夢に向けて一歩ずつ

――今後のお二人の夢や目標について教えてください。

A支配人:
私の夢は、着任前からずっと思い描いていた、自分のお店を持つことです。
説明会の段階では「どれくらい貯められるのか」という不安もありましたが、実際には固定の報酬だけでなく、インセンティブや制度が複数あることがわかり、想像以上に収入面が安定していて驚きました。
おかげで、将来への具体的なステップがより明確になりました。

最終的には地元・金沢の観光地で居酒屋を開きたいという夢があり、その実現に向けて必要な資金の目処も立ちつつあります。
食材の仕入れも、昔からの漁師や農家の知り合いに協力してもらえる見込みがあり、かなり現実味を帯びてきました。

A副支配人:
私も、支配人の夢を一緒に叶えたいという気持ちで、一緒に準備を進めていきたいです。
今のところ自分自身の別の夢があるわけではありませんが、この4年間の中で新たな目標が生まれるかもしれないという楽しみもありますね。

二人の関係性がすべての土台になる

――これからスーパーホテルの支配人・副支配人を目指す方にメッセージをお願いします!

A副支配人:
これから支配人・副支配人を目指す方にお伝えしたいのは、まず「パートナーとの関係性を大切にしてほしい」ということです。
スーパーホテルの運営は二人三脚で進めていくため、日々の小さなすれ違いや言葉の行き違いが、後々大きなストレスになることもあります。

私はこれまで人に意見を伝えるのが得意ではなく、つい溜め込んでしまうタイプでした。
ただ、この仕事を始めてからは「その時に思ったことを素直に伝える」ことの大切さを実感しています。
ずっと一緒に働くからこそ、遠慮ばかりしていると自分も相手も苦しくなってしまいますし、運営にも影響が出てしまいます。
意見が違う時も、ぶつかり合うのではなく、相手の考えを理解して受け止めることを意識すれば、お互いにストレスなく前に進めるようになります。
実際、支配人が正論をぶつけてきても(笑)、そこで感情的にならず「たしかにそうだな」と受け止めることで、次にどうすれば良いかがクリアになることが多いんです。

A支配人:
もともとは言葉が少しきつかったり、思ったことをそのまま口にしてしまうタイプでしたが、ここにきてからは、一度立ち止まって言葉を選ぶよう意識しています。
アテンダントさんを含め、関わる人が気持ちよく働けるように、必要なことを丁寧に伝える姿勢を大切にしています。
パートナーに対しても同じで、「相手の気持ちを考える」ということが、運営を円滑に進めるうえでも非常に重要だと感じています。

未経験でも経験者でも!踏み出した先に広がる新しいキャリア関係性がすべての土台になる

A支配人とA副支配人のお話からは、未経験者と経験者それぞれの強みを活かし合いながら、ホテル運営と将来の夢に真剣に向き合う姿が伝わってきました。
Super Dream Projectは、そんな「二人の挑戦」を後押ししてくれる制度です。
少しでも興味を持たれた方は、ぜひ一度説明会でリアルな話を聞いてみてください。