皆さまこんにちは。スーパーホテル特命記者のMです。
前回【前編】としてご紹介した村上さん・岡本さんペアのインタビュー。
ペア解消の危機を迎えながらもスーパーホテルで無事に4年間を乗り越え、現在は広島・尾道でカフェ&ゲストハウス『水尾之路』を営んでいます。
【後編】では、いよいよ卒業後の開業秘話と、スーパーホテルでの学びがどのように活かされているのかに迫ります!
▼インタビュー【前編】はこちら

卒業から2年、満を持して水尾之路を開業
――卒業後、すぐに開業されたのですか?
村上さん:
いえ、そこから更に2年かかりました。
4年間の任期を終えた日、まず美容院へ行って髪を金色にしたんです。
4年間「出家」していたので、その解放の証でした(笑)。
それから僕はもう一度学校へ通い、彼女も同僚のスーパーホテルで働きながら、二人で日本中のお店を巡りました。
「どこかの真似ではない、自分たちだけの場所」を創るためにとにかくたくさんのお店を見て回りました。
岡本さん:
そして運命的に出会ったのが、この築85年の古民家です。
初めて見た時、『この家は生きている』と感じました。
だから、私たちの店づくりは、『改修』ではなく家と『対話』することから始めたんです。
――そうして生まれたのが、この「暮らすように働く」というスタイルなんですね。
スーパーホテルで住まいと職場が一体だった経験が、今の『水尾之路』の心地よい空気感を作っているんですね。

経営のスキルと心構えを学んだ4年間
――スーパーホテルでの経験が、今の『水尾之路』で特に活きていると感じる点は何ですか?
村上さん:
前編でお話しした「かわいがってもらってこそ商売は成り立つ」という学び は、今、この尾道の地で地域の方々やお客様と丁寧な関係を築く上で一番の土台になっています。
また、アパレル時代には学べなかった「自分の心持ちがお客様に伝わる」という感覚が、今のお店での一番の指針になっています。
岡本さん:
私はトラブルが起きた時に動じなくなったことですね。
「ホテル運営はイレギュラーの連続」だったので、何か起きても「まあ、何とかなるだろう」と二人で協力して迅速に解決する力が身につきました。
――壮絶な経験が、すべて今の糧になっているんですね。

あの経験がなければ、今の自分たちはない
――最後に、お二人にとってスーパーホテルでの4年間は、どんな時間でしたか?
岡本さん:
あの4年間は、お互いの『究極の顔』が見れる期間でした。
彼の人間性を深く見つめて、人として『圧倒的に認められる』ようになったと感じます。
あの経験がなければ、今の私たちはありません。
村上さん:
人生の回り道のように見えるかもしれませんが、決してそんなことはありませんでした。
お金以上に得たものが、本当にたくさんあります。
――村上さん、岡本さん、本日は本当にありがとうございました!

開業資金+経営者としての自信+パートナーとの絆
お二人の話は、スーパーホテルでの4年間が、単に夢のための資金を稼ぐ期間ではないことを、私たちに教えてくれます。
皆さんのなかには、こう思っている方がいるかもしれません。
「自分に経営のスキルなんてあるだろうか」
「パートナーと24時間一緒にいて、関係は大丈夫だろうか」
「4年間、本当に走り切れるのだろうか」
村上さんと岡本さんも、同じ不安を抱えていました。
そして、実際にそのすべてに直面しました。
村上さんは、かつてのエリートとしてのプライドが通用しない現実を前に、一度すべてを捨てました。
二人の関係は、「ペア解消」を申し出るほどに、深く傷つきましたが、その最も厳しい試練の先にこそ、本当の答えがありました。
スキルや経験よりも大切な「誠実さ」という商いの本質。
そして、互いの弱さも強さもすべて受け入れ、それでも共に立つと決めた、本物のパートナーシップ 。
スーパーホテルでの4年間は、自分自身と、そしてパートナーと、人生を賭けて本気で向き合う「舞台」です。
その舞台の上で流した汗や涙は、決して皆さんを裏切りません。
その先には、独立資金だけでなく、どんな困難にも揺るがない自信と、深く理解し合えたパートナーという、お金では買えない一生の財産が待っています。
もし、あなたが今の自分を本気で変えたいと願うなら、村上さん岡本さんのように、一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

