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起業して運送会社「ナビロジ」を設立!質の高い接客とサービスはスーパーホテルで身に付けたもの!

Super Dream Project』で夢を叶えた卒業生にインタビューする夢の実現シリーズ。 今回は、Hさん、Sさんご夫妻へのインタビューです。

夫婦 起業

Hさん、Sさんご夫妻

ご夫妻はスーパーホテルを卒業とほぼ同時に、現在経営されている「ナビゲーションロジスティクス株式会社」を設立され、宅配業界で業績をグングンと伸ばされています。

 
 
 
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H元支配人のご経歴

Hさん・Sさんご夫妻は、青森県八戸市でスーパーホテルの業務委託支配人としてキャリアをスタート。4年の契約期間を満了されるとほぼ同時に会社を設立されました。

これまでのご経歴はこちら。

ナビロジ 運送

「ナビゲーションロジスティクス株式会社」を設立

現在は都内で会社を経営されており、宅配業界で業績をグングンと伸ばされています。

「やっぱり社長になりたい!」がきっかけ

社長 起業

H元支配人


――支配人にチャレンジしようと思ったきっかけはなんですか?

Hさん:
もともと起業を夢見ていたんです。はじめて会社を作ったのは、19歳の在学中でした。

友人5人と一緒に、中古車輸出をするサービスを立ち上げました。これが当たって大ヒット!景気が上向きだったこともあり、業績は上々でしたね。

自分たちの月収もどんどん上がっていっている最中にリーマンショック。猛烈な円高になり、車が売れなくなりました。

株に投資もしていましたが、こちらも大暴落。会社の運転資金がなくなってしまいましたが、なんとか無借金で会社をたたむことができました。

その経験から株の面白さを知り、証券会社で本格的に学ぼうと就職を決意。そこでは、いろいろなお付き合いをさせていただき、経営者と話す機会にも恵まれました。


――スーパーホテルと出会ったきっかけはなんでしたか?

Hさん:
学生時代の起業経験から、「やっぱり、また社長になりたい」という想いがきっかけですね。

起業するために、独立についていろいろ調べていたときに、スーパーホテルを見つけたんですよ。『Super Dream Project』を見て、これしかない!と妻を誘いました。


――どのように誘われたのですか?

Hさん:
「昔から商売やりたいって言っていたよね。俺とここで20代を捨ててくれない?その代わりに、スーパーホテルを卒業したら商売する」と伝えました。

――奥様からの反対はありませんでしたか?

Hさん:
妻のご両親がもともと商売をされていたんです。そのこともあってか、「一緒にやろう!」と賛成してくれました。ですが、当時は悩ませたかもしれませんね。

Sさん:
実は最初、主人に誘われた時は冗談だと思っていたんですよ(笑)

本気だと知って、はじめは驚きましたが、私の両親がもともと商売をしていたこともあってあまり抵抗はなかったですね。「一緒にやろう!」と決意しました。

いざスーパーホテルに入ってみたら、居心地がとてもよかったです。
自分自身がすごく楽しめたし、みんな人情味があって、勉強になりました。

結果、「やって良かった!」と思えましたね!

Hさん:
スーパーホテルの会長が、「ベンチャー支配人はミドルリスクだ」と仰っていた通り、リスクが少ない中で、ある程度の裁量権も与えられていました。

当時からすごいビジネスモデルだと感じていました。実際に働いてみて、この仕組みを考えた会長を改めてすごいと思いましたね。

スーパーホテルでの気づき・得たもの

ホテル支配人 研修

研修中取材風景

――スーパーホテルでの経験で得たものはなんですか?

Hさん:
スーパーホテルの
「感動のおもてなし」ですね。

私たちの会社をGoogleで検索してみると、毎月何千件とまわっているけれど、接客クレームが1件も入っていないことが分かります。

これは、スーパーホテルで学んだ「質の高い接客とサービス」を、自分の会社でも徹底的に伝えるようにしているお陰だと思っています。「地域の顔になろう」といつも話しているんです。

特に女性のお客様は例え宅配であっても、男性が家に来ることに少なからず恐怖だったり威圧的に感じると思います。だから、従業員たちにはどんなお客さまにも、扉が開いたら、「いつもありがとうございます。」「お世話になっています。」と必ず言うように、接客研修をしています。

運送 高評価

質の高い接客とサービスをご提供

――経営についてどのようなことを学びましたか?

Hさん:
スーパーホテルの経営理念が、自社の経営理念作りに影響を受けています。

経営指針書を作って、毎日の朝礼で社員たちと読み合わせをしています。全員が暗記しているくらい読んでいますよ。

この経営理念があるからこそ、みんな同じ方向を向いてやれる。その意識がないと会社ってうまくいかないと思うんですよね。11名の社員、全員での朝礼。スーパーホテルで勤務していた頃に学んだ、「理念浸透」が今の会社に活きています。

あとは、PL(損益計算書)を読めるようになったのも良かったですね。営業利益にはこだわって店舗運営をしていました。

もちろん、自分と会社とは戦略が違うのでやり方も違いますが、そこにこだわって経営しているというのは、成功に大きく関わってくると思います。

ただ、当初の私には「キャッシュフロー」の意識がなかったんです。会社経営をしていると、1千万や2千万なんて、一瞬でなくなってしまう。そこからのキャッシュフロー戦略を考えていないと絶対に失敗するよ、とアドバイスしたいですね。

ナビロジ 運送

会社パンフレット

起業準備について

――起業の準備はどのようにされましたか?

Hさん:
スーパーホテルを卒業する前に、まずは法人を立ち上げようと準備をしました。

実は当初は違う社名だったんですよ。

社名に関しては、一番お世話になっていた先輩支配人に相談しました。

「こういう社名にしようと思う」と話したら、「めちゃくちゃダサいです」と笑われてしまいましたね(笑)

――現在の社名に変えられたきっかけはなんでしたか?

Hさん:
当初は、ペット事業や物流事業など提供しているサービスが複数あったのですが、後にペット事業もやめて、物流業にシフトしていくうちに、「この社名だと何をやっているか分からないな」と思い、現在の「ナビゲーションロジスティクス株式会社」に変更しました。

社名の由来について

ナビロジ

会社ロゴ


――ナビゲーションロジスティクスの由来を教えてください。

Hさん:
横浜のみなとみらいに、「日本丸」という船があるんです。私たちは横浜で創業したので、横浜の地にある船をロゴに使わせてもらいました。

「物流業界を引っ張っていこう」という意味合いです。社名は長いので、屋号は「ナビロジ」としました。

会社の売り上げは起業してから順調に伸びていって、コロナも含めて色々あったけれど、私たちの事業は物流業界から注目浴びてきています。

いずれは世の中に必要とされるサービスが提供できると信念をもってやっています。宅配大手の企業に真っ向勝負を挑んでいますよ!

「宅配業界のLCCを目指します!」というキャッチコピーで頑張っています。

スーパーホテルで培ってきた接客力で、うちの良さを出していけるようなものを作っていきたいですね。

支配人の頃の思い出

――スーパーホテルでの勤務中に印象に残っていることはありますか?

Hさん:
着任1年目は、しょっちゅう妻とケンカしていて、実は離婚しそうになったこともありました。今までは、朝「いってらっしゃい」と家を出れば、後は別行動という関係だったから。

一緒に仕事をするとなると、お互いが「パートナー+ビジネスパートナー」になる。

「自分の責任で物事を進めてきた」という想いで、妻に接しないとダメだなと学びました。

そのことに途中で気づけたので、意識を変えて後半の2年は平穏だったと思います。

それは今にも通じていて、独立したらできるだけ妻には仕事量を抑えてもらうようにしました。夢の途中までは一緒にやってもらったから、あとは自分で頑張ろうって。

あとは、スーパーホテルで働いていた頃の「妻のおもてなしの力」がすごかった。妻のファンが、今でも応援してくれているんですよ!
お客さまからのお褒めの言葉もたくさんいただきました。

八戸のお客さまがわざわざ出雲まで会いに来てくれたり、スーパーホテルを卒業後にもプレゼントを送ってきてくださったり。今の会社を立ち上げた時にも、お仕事を発注いただいたこともあります。

スーパーホテルで出会ったお客さまとのご縁には、言い尽くせないほどの感謝がありますよ。

Sさん:
人と人の関わりは大事で、人はサービスや温かさにお金を払うんだと思います。スーパーホテルでそれを学ばせてもらえて、最高の環境でした。

スーパーホテルでは、アテンダントスタッフの育成カリキュラムがしっかりありました。今もそれにならい、育成をしています。

経営者として、人の育成やモチベーションアップは難しく今も勉強中ですが、それでも女性社員が長く働き続けてくれているのは、スーパーホテルでの育成経験のお陰ですね。

支配人を目指す方へ

――スーパーホテルでの勤務時と現在との違いはなんだと思いますか?

Hさん:
一番に思うのは、スーパーホテルで「守られていた4年間だった」ということ。

4年間、もっと本気で経営学を学ばないといけなかった反省していますよ。本当なら、もっとスーパーホテルで学べることがあったと思います。

起業してから感じるのは、スーパーホテルの看板は大きかったということ。起業したての名もなき会社が信用を得るのは難しいですし、銀行でお金を借りるのも大変です。

自分たちの看板で営業に行くとなっても、マーケットで取引してくれるだけであって、会社の看板を信用して取引してくれる訳ではありませんでした。

ネームバリューで商売ができていたスーパーホテルから、会社を立ち上げて、自分たちの看板で信用を獲得してくのが最初はしんどかったですね。


――最後に、これから支配人を目指す方へのメッセージをお願いします。

Hさん:
4年間ただ過ごすだけではなく、しっかり勉強してほしいと思います。4年のうちに、夢に向かって実現していってほしい。

スーパーホテルで出会った一番の恩師、K支配人や、当時の支配人のつながりや絆に今も助けられています。苦しい時に相談したりして、救われています。

一生相談できる経営者仲間を作ってほしいですね。


Sさん:
スーパーホテルに興味のある方は、男性は独立心が強いものの「なにか始めたいけど、やり方が分からない」という方もいらっしゃるかと思います。女性は、そんな男性を「支えてあげたい」のがベースにあることが大事だと思うんです。

パートナーを支えながらも「接客が好きだな」と思えたら、たぶんすごく楽しく働いていけると思います。もちろん支えることで、彼のためにもなりますし、自分も接客で楽しめて、互いにとって良い影響が与えられると思います。

私は、スーパーホテルでいろいろな表彰制度があったり、副支配人が集まるミーティングがあって、それがモチベーションになっていました。

また、店舗ごとにアイディアを出し合える施策もあります。これが、その後の経営にも絶対つながります。

スーパーホテルで経験したことは、すべて将来に結びつくことなので、どんな経験も今に活きていますよ。

4年は確かに長いかもしれませんが、お金も貯まるし、自分自身も磨かれます。どこかに勤めるのもいいけれど、スーパーホテルでパートナーと一緒に4年間過ごしていくのも良いですよ!この4年は決して無駄にはなりません。

インタビュー後記

今後の目標を、「2031年に上場目指す!まずは上場。これしか見ていない」と語ってくださったH元支配人。

現在も順調に事業を拡大させていっているHさん、Sさんご夫妻に、スーパーホテルの4年の間に離婚の危機があったことに驚きました。

常にふたり、二人三脚で進めていくからこそぶつかり合いもあれば、様々な気づきがあり、すべてが今につながっているそうです。

夫婦 ビジネスパートナー

Hさん、Sさんご夫妻の現在

スーパーホテルでは、『Super Dream Project』を通して、

資金貯蓄をしながら、経営ノウハウや接客マナー、人材育成など幅広く学ぶことができます。

日々の経験を通してあなたらしい経営スタイルを確立することができ、夢の実現の基盤としてスーパーホテルでのすべての経験が糧となります。

ベンチャー支配人として4年間の業務委託期間を経て、卒業後は下記のキャリアの選択ができます。

【卒業後のキャリア選択】

  • 契約延長
  • 法人契約
  • スーパーホテル社員
  • 海外店舗支配人
  • 独立

ホテル経営やマネジメントの経験がない方でも大丈夫。ご夫婦でのご応募も大歓迎です!

気になる方は、まずは説明会にお越しください。

『ふたりごと』では、夢を実現した卒業生をたくさんご紹介しています。

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