夢の実現シリーズでは、『Super Dream Project』でベンチャー支配人・副支配人として活躍された卒業生をご紹介しています。
今回ご紹介させていただく卒業生は、スーパーホテルの運営を法人として受託する「法人契約」の道を選択された元支配人Kさん。
元々は、独立したいという夢がきっかけで奥様(元副支配人)とお二人で応募。
スーパーホテルで実績をあげていく中で「法人契約」の声がかかり、卒業後は法人契約の道をご選択されました。
Kさんは現在、【株式会社add room plus】を立ち上げ、スーパーホテル2店舗の統括支配人をされています。
奥様は育児をされながら総支配人としてご活躍されています。
Kさんのこれまでのご経歴についてはこちら。
- 2011年7月 スーパーホテル釧路駅前 着任
- 2012年12月 スーパーホテル京都・四条河原町 着任
- 2014年3月 スーパーホテル四日市駅前 着任
- 2016年9月 スーパーホテル京都・烏丸五条 着任
- 2018年5月 【株式会社add room plus】を立上げ、「京都・四条河原町/京都・烏丸五条」の2店舗法人契約
Kさんが卒業後に、「独立」や「社員」の道ではなく、「法人契約」に至った理由や、支配人として働く中で感じたことや得たこと、現在の統括支配人としての働き方、今後の目標など、赤裸々に語ってくださいました!
最後に支配人を目指す方、本記事で興味をお持ちいただいた方へのメッセージもいただきましたので、ぜひ最後までご覧くださいね。
出版社を退職し、入籍・世界一周旅行へ
――前職は何をされていましたか?
Kさん:
もともと出版社に勤めており、ハードな日々を過ごす中で、1冊の本と出会いました。
その本の中で、世界一周旅行をしてお店を開いた方の話を読み、「自分も世界一周旅行をして将来は何か自分で始めてみたい」と思うようになりました。
この夢を当時同僚だった妻(元副支配人Tさん)に話したところ、「一緒に世界一周旅行をしよう!」ということに。
「せっかく二人で行くなら、結婚しよう」となったんです。
二人で出版社を退職後、入籍して世界一周旅行へと出発しました。
思い切った決断ですし、勢いもありましたが、「二人で夢へ向かって突き進んでいきたい」と妻は私についてきてくれました。
世界一周旅行では、いろんな出会いや経験ができて、多角的な視点で物事を考えられるようになったので良い経験になりました。
スーパーホテル卒業生との出会いが応募の後押しに
――スーパーホテルへ応募したきっかけを教えてください。
Kさん:
将来、「滋賀県に1日1組限定の1軒コテージをやりたい」と思うようになり、そのときにSuper Dream Projectを知りました。
奈良に住んでいるときに、たまたま近くの商工会議所でゲストハウス開業の内覧会があって、そこのオーナーに自分たちの将来の夢を話したり、いろいろ相談に乗っていただきました。
「知り合いがスーパーホテルを卒業してゲストハウスを開業したから紹介してあげるよ」と、スーパーホテル卒業生でゲストハウス開業者である【ゲストハウス奈良小町】のTオーナーを紹介していただきました。
そのあと、Tオーナーに詳しくお話を聞くために、奈良小町へ伺いました。
二人でTオーナーが経営する立派なゲストハウスを見て、「これだけの大規模なゲストハウスができるんだ!」と希望がわいてきましたし、今でも印象的に心に残っていますね。
Tオーナーは、スーパーホテルで支配人として7年経験を積まれ、"引き算の経営"を学んだのだとおっしゃっていました。
「お金や手間をかけて顧客満足を上げるのではなく、不満足を取り除くことが大切。そうすることで顧客満足はアップする。」というお話を聞いて、スーパーホテルで経験を積むことは、資金を貯めるだけでなくて、深いことを学べて、成長できそうだなと感じました。
スーパーホテルにチャレンジしたい気持ちが一気にふくらんで、すぐに二人でSuper Dream Projectの説明会に参加し、応募しました。
Tオーナーとの出会いに感謝しています。
スーパーホテル卒業後に法人契約の道を選んだ理由は?
――卒業後、法人契約に至った経緯について教えてください。
Kさん:
当初は、京都・烏丸五条で卒業を考えていました。
ゲストハウスの夢ももちろんあったのですが、その前に不動産業に興味があり、一度やってみたいと思っていたんです。
支配人として運営しながら、時間を作って勉強し、宅建の資格を取得し、卒業後は不動産業に、と具体的に考え始めていました。
そんなとき、スーパーホテルから「法人契約をしてみないか?」と、お声がかかったんです。
自分たちの実績を認めていただいたわけですし、誰でもできる契約ではないとのことだったので、お声がかかったときは嬉しかったですね。
面白そうだなと思いましたし、興味がわきました。
複数店舗にチャレンジしたいという想いもあり、法人契約を決意しました。
会社を立ち上げ、スーパーホテル2店舗の統括支配人へ
――卒業後、会社を立ち上げたとのことですが、社名の由来について教えてください。
Kさん:
立ち上げた会社は、【株式会社add room plus】。
社名の由来は、「add...加える、足す」「room...部屋」
元々、不動産賃貸業をやりたかったことから、"部屋を増やしていくように、任せられる店舗も2店舗3店舗と増やしていきたい"という想いを込めて、この名前を付けました。
――現在運営されている2店舗について詳しく教えてください。
Kさん:
現在、「京都・四条河原町」「京都・烏丸五条」の統括支配人をしております。
「京都・四条河原町」の支配人は、スーパーホテルの元支配人、副支配人は「京都・四条河原町」の元アテンダントスタッフです。
「京都・烏丸五条」の支配人は、私の中学からの同級生で、一番仲の良い友人に任せています。
法人契約をきっかけに声をかけたところ、引き受けてくれました。
副支配人は、元四条河原町でアテンダントスタッフをしていた女性。
「京都・四条河原町」は大型店舗で、アテンダントスタッフの中には学生も多いのですが、副支配人がお母さん役となって娘・息子のようにお世話をしている姿が見られます。
とても職場の雰囲気が良いんですよ。
アテンダントスタッフの中には、友人を連れてきて仲間に紹介したり、試験時は朝食コーナーで勉強したりと、職場が大好きなスタッフがとても多いので嬉しい限りです!
――支配人の頃と現在で、一番大きく変わったことは何ですか?
Kさん:
統括支配人として、雇用する責任をもつようになりました。
「2店舗それぞれの支配人・副支配人にお給料をしっかり支払うとともに、モチベーションが上がるようそれに見合った仕事を任せること。
できれば毎年給与も上げていきたい。」
そんな感覚は、会社を立ち上げてから考えるようになりましたね。
みんなが満足して働いているのか、どんな思いでいるのか気にかけるようになりました。
働き方としては、自分が動けばよかった時代から、「各支配人・副支配人に動いてもらう"マネジメント"する立場に変わった」という点は大きいです。
自分でやれば、という葛藤がありながらも、チームをまとめていくこともまた楽しいんです。
気づけばスーパーホテルで9年、成長を実感
――支配人・副支配人の経験を通して得たことは何ですか?
Kさん:
自分に自信が持てるようになり、自己成長できたことです。
気付けばスーパーホテルで9年。
1店舗目で数字を上げ実績を作り、大型店舗も経験できたことは大きいです。
スーパーホテルのおかげで成長させていただきました。
スーパーホテルでは、自律型感動人間として、"自分で考え行動すること"が求められます。
細かいことは言われないですが、その分、いかに自分で実績をあげるかに尽きます。
そして、実績が上がればきちんと認められます。
それがモチベーションにもなりましたし、原動力にもなり、気付けば今の自分につながっています。
あとは、今一緒に働くメンバーとの出会いに感謝しています。
一緒についてきてくれたことがありがたいですし、これからも出会いを大切にしていきたいですね。
社名の由来通り、ホテル経営店舗を増やしていきたい
――今後の目標について教えてください!
Kさん:
今は2店舗ですが、複数店舗の運営はとても面白いと感じています。
社名につけた「add room plus」を目標に、いずれは3店舗、4店舗と増やしていきたいです!
昨年、第2子を授かり、妻は育児と両立しながらスーパーホテルでの総支配人の仕事を頑張ってくれています。
お休みの日は、家族でキャンプやグランピングに行ったりと、妻や子どもとの時間も作れているのでとても充実しています。
将来的には、スーパーホテルに来るきっかけとなったゲストハウス経営の夢を叶えたいですね。
まだ先の話ですが、いつか叶えられるように一つ一つ目標を実現させていきたいです!
大変なことはたくさんある、でもとにかく楽しい!
――これから支配人を目指す方に一言お願いします!
Kさん:
一番言いたいことは、「とにかく楽しい!」ということ。
もちろん、大変なこともたくさんあります。
自分自身、店舗異動をしてそのたびに環境が変わったり、アテンダントスタッフが当日欠勤となってしまって副支配人と二人で1日運営したこともありました。
そんな大変だったことも含めて、どう乗り越えていくかを考えていくこと。
そして、結果が出ると、とてもやりがいを感じます。
ネガティブに考えると、理想とは逆の方向に進んでしまいます。
努力が結果に結びつくからこそ、楽しいですし、成長できる。
この景色は、やってみないとわからないですよ!
借金を背負うわけでもないので、夢とやる気がある方はぜひ挑戦してみてほしいと思います。
スーパーホテルとの業務委託契約期間は、運営していく上でのリスクが少なく、資金も貯めることができます。
やればやるほど、資金を貯めることができますし、夢をお持ちの方はぜひチャレンジしていただきたいですね。
人を預かるお仕事なので、それなりの覚悟は必要ですが、この経験を通して、将来独立するときのシミュレーションができますし、人の雇用についても経験を積めます。
夢に向かって具体的なイメージがわいていく感じですね。
私たちは夫婦で始めましたが、一緒に支配人・副支配人として働く上で、夫婦の距離感もわかるようになりました。
いまでも、仕事として・夫婦として良い関係性が保てているので、スーパーホテルに感謝です!
◆Kさんはこちらの記事でも取り上げられています!
インタビュー後記
世界一周の夢からご結婚を決め、一つ一つ、お二人で歩まれてきた様子がうかがえましたね。
勢いありながらも着実に、二人で目標を見つけて実現に向けて努力される姿はとても輝かしい限りです!
Kさんは統括支配人となった今も、常にスタッフのことを考えていらっしゃいます。
新たに報酬制度を作ったり、コミュニケーションをとりながらマネジメントされています。
アテンダントスタッフたちが「店舗が好き」というのもわかる気がします☆
これからも店舗を増やし、お客様はもちろん、働くスタッフも含めてスーパーホテルのファンを増やしていってくださいね!
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スーパーホテルでは、ベンチャー支配人として4年間の業務委託期間を経て、卒業後にキャリアの選択ができます。
【卒業後のキャリア選択】
- 契約延長
- 法人契約
- スーパーホテル社員
- 海外店舗支配人
- 独立
独立や開業の夢をお持ちの方は、支配人のお仕事を通して資金を貯め、経営ノウハウや接客マナー、人材育成など幅広く学ぶことができます。
ホテル経営やマネジメントの経験がない方でも大丈夫。ご夫婦でのご応募も大歓迎です!
気になる方は、まずは説明会にお越しください。