今回は、スーパーホテル佐野藤岡に着任して間もないY支配人・R副支配人にインタビューしました。
お二人は20代と若いながらも、パートナーとなって8年以上の時間を共に過ごし、深い信頼関係を築いています。現在は、大きな夢に向け、二人三脚で日々ホテル運営に励んでいるようです。そんなお二人に、Super Dream Projectに参加したきっかけや、運営状況、今後の目標などについて伺いました。
自己紹介、ご経歴
まずは、Y支配人・R支配人のご経歴についてご紹介します。
- Y支配人:理学療法士の専門学校を卒業後、マッサージ師として勤務
- R副支配人:理学療法士の専門学校を卒業後、ドラッグストアスタッフとして勤務
- 2024年2月 スーパーホテル佐野藤岡に着任
- 自己紹介、ご経歴
- 転職活動中にたまたま求人を見つけたのがきっかけ
- 説明会の参加で不安を払拭
- 互いの得意を活かして助け合う日々
- 衝突した後の切り替えが大事
- お客様に喜んでもらうために奮闘中!
- どんなお客様がどんな目的で宿泊しているかが重要
- ホテル運営をする上では二人の時間確保をすることも大切
- 目標は大衆演劇の劇場を建てること
- 少しでも気になる方は説明会に参加してみてください!
転職活動中にたまたま求人を見つけたのがきっかけ
――Super Dream Projectに応募したきっかけを教えてください。
R副支配人:
きっかけは私が転職活動を始めたことです。当時はちょうど同棲をスタートしようとしていたタイミングでもありました。引越しを検討していたエリアから前職の職場に通うのが難しく、転職を検討していたんです。
Y支配人:
そんな時、私が転職サイトでたまたま目にしたのが、Super Dream Projectの求人でした。R副支配人に、「こんな面白い求人があるよ」と紹介し、一緒に挑戦することになりました。
説明会の参加で不安を払拭
――Super Dream Projectの情報を初めて見た時、正直どのように感じましたか。
Y支配人:
私たちとしては、二人で働ける点に大きな魅力を感じました。また住み込みという点で、家探しや生活に関する不安なく始められる点にも惹かれましたね。
一方で、家族や周囲の人からは「そんなおいしい話あるの?」「怪しくない?」といった声も上がりました。私たち自身、当時はそうした声に対して説明できるほど、スーパーホテルについてしっかり理解できていなかったんです。
そこで、Super Dream Projectの説明会に参加してみました。説明会では、制度の詳細を説明してもらえたのでしっかり理解できました。その後、家族にも説明をして、「その内容だったら頑張れそうだね」と納得してもらえたので、二人で安心して挑戦することができましたね。
互いの得意を活かして助け合う日々
――着任して4ヶ月ほどのお二人ですが、着任前の研修や、着任当初は大変でしたか?
Y支配人:
私たちは愛媛にあるスーパーホテル伊予西条で2023年の10月から研修を始めました。研修が一番大変だと聞いていたのですが、伊予西条の支配人や副支配人をはじめ、スタッフのみなさんが本当に良い方々で、楽しく研修期間を過ごさせてもらえました。
▼スーパーホテル伊予西条のS支配人・副支配人の紹介記事はこちらからご覧いただけます!
R副支配人:
私は当初、パソコンでホテルのシステム関連を操作するのに苦戦しました。Excelを使う試験もなんとか合格できたレベルで、もともと苦手なんです。研修中のパソコン業務も、みなさんに丁寧に教えていただきながらなんとかやってこれました。
支配人はパソコン関連が得意なので、サポートしてもらっています!
Y支配人:
そうですね。実は私は、趣味で自作パソコンのパーツを組んだりするほどパソコンを扱うのが好きなんです。
ただ、私も最初にシステムを見た時には「こんなの扱えるようになるのかな」と不安に感じました。ただ、1ヶ月ほど触っていたら、どんどん慣れてきましたね。
パソコン業務が苦手なR副支配人ですが、接客が得意なので助かっています!
R副支配人:
前職のドラッグストアで幅広いお客様を接客してきた経験が活きていると思います。
Y支配人:
接客経験という点では、私も前職でマッサージ師としての経験を活かして働いています。
マッサージの際は、お客様の身体に触れながらの近い距離感での接客となります。お客様の気持ちを読み取りながら、丁寧にコミュニケーションを取り、リラクゼーションの空間を提供することをモットーに取り組んでいました。
現在もチェックイン時の接客で、単に業務的に行うのではなく、お客様一人ひとりとしっかりコミュニケーションを取ることを意識しています。
R副支配人:
たしかに!支配人はお客様とたくさんお話していますね。
Y支配人:
お客様とは「お仕事どうですか」「どこから来られているんですか」「食べ物は何が好きですか」といった感じでどんどん話を膨らましていきます。
副支配人は幅広いお客様相手の接客、私は一対一のじっくりとした接客と、お互い異なるタイプの接客を経験してきたからこそ、ホテル運営でさまざまなお客様に対応できているんだと思います。
衝突した後の切り替えが大事
――お二人は喧嘩はしますか?
Y支配人:
実は、喧嘩も結構します(笑)。仕事上で意見が衝突することもあるので、すり合わせをしっかりするようにしていますね。
衝突することは誰にでもあると思いますが、やはり大事なのは引きずらないことです。二人の間のトラブルを引きずった状態では、全体の雰囲気を悪くしてしまい、結果的に周囲のスタッフの皆さんにご迷惑をかけてしまいます。
なるべくその日に解決して、すっきりした状態で次の日を迎えるようにしていますね。
――どのようなことで衝突するのでしょうか。
R副支配人:
私がミスをしてしまうことが多いのですが…、例えば私が支配人に伝達事項を報告し忘れてしまったりするんです。一緒の時間帯に働いているアテンダントスタッフさんには、すぐに伝達事項を伝えられるのですが、働く時間が異なる支配人にはついつい伝え漏れてしまうことがあります。
情報が伝わっていないと、支配人が電話やお問い合わせを受けた時に、お客様をお待たせてしまうことにつながります。支配人が「なんで報告しなかったの」と言うのも無理はありません。
Y支配人:
ホテルの業務は、何か一つの業務をしながら、別の対応をしなければならないことも多いんです。慣れている業務の最中であれば対応できるものの、イレギュラーな対応となるとそうはいきません。焦って伝達することを忘れてしまうケースも多いので、その都度その都度でしっかり処理することが重要です。
そうしなければ、ミスがミスを呼び、お客様に迷惑をかけ、スタッフ間の空気も悪くなるという負のループに陥ってしまいます。
私は最終的に責任をとるべきなのは支配人だと思っているので、店舗の最後の砦として責任感を持って私が全てのことを覚えておけば良いという気持ちでいます。アテンダントスタッフさんにも、「私に言ってくれたら間違いないから、忘れそうであれば私に言っておいてね」と伝えています。
――すごく心強いですね!そうしたリーダーシップはどこで身につけたのですか。
Y支配人:
研修でお世話になった伊予西条の支配人の姿を見て学びました。伊予西条の支配人と副支配人は、とても優秀な方々で、研修の間も、お二人から学ぶことが本当に多くありました。
支配人の姿を見ていて、みなさんから信頼してもらうためには、口だけじゃなく、結果や行動で示すことが大切だと感じました。
研修中に支配人にはかっこいい背中を見せていただいたので、私も見習って、みなさんにとって頼れる支配人になれるように頑張っています。
R副支配人:
研修時に、理想の先輩方に出会えて本当に幸運でした。現在も毎日のように電話して、頼らせてもらっています。
Y支配人:
「これはどうかな?」と少しでも判断に迷った時は、常に確認させてもらっています。伊予西条の支配人も、お客様にご迷惑をかけることがないよう、アテンダントスタッフの方を不安にさせてないようにと確認を徹底していました。だからこそ頼れる支配人だったのだと思います。
R副支配人:
Y支配人は「みんなを引っ張っていくぞ!」という力が強く、頼もしいです。私は、どちらかというと、後ろからサポートするタイプで、良い感じでバランスが取れているのかな。
お客様に喜んでもらうために奮闘中!
――店舗を運営する上で工夫しているポイントはありますか。
Y支配人:
研修時の後半に、自分たちが着任した後にどのような運営をするかについて考えていく中で、ウェルカムバーや朝食に力を入れる、地域の活性化に取り組むなどのアドバイスをもらっていました。
着任してからウェルカムバーを充実させたり、接客に力を入れたりした結果、平日に連泊利用してくださる会社員のお客様がかなり増えました。また、ある常連のお客様が同じ会社内の方におすすめしてくださり、その会社の社員の方が出張のときに毎回来てくださったなんてこともあります。
また、地域に根付いた施策として、地元のキッチンカーの方にきていただく取り組みをしています。地域で開催されたキッチンカーが集まるイベントに参加し、ホテルで出店をしてもらえないか営業をしにいきました。皆さんスーパーホテル佐野藤岡にたくさん外部からお客様がきていることを知ってくださっていたようです。そのため、「まさかホテルでキッチンカーが出店できるなんて、穴場だ」といった感じで好評をいただいています。
今後、よりしっかりとキッチンカーの方と連携が取れていけば、ホテルで曜日ごとにさまざまなメニューを提供してもらえる仕組みができ、お客様にさらに喜んでいただけると思っています。お客様だけでなく、地域の方にとってもメリットのある取り組みができていると感じています。
R副支配人:
営業の時には、支配人のチャームポイントの笑顔が活かせているなと感じます(笑)。支配人の笑顔はよく「お日様みたい」と言われるほどで、皆さんすぐに心を許してくださるんです。懐に入るのが上手で、羨ましいなと思って見ています!
どんなお客様がどんな目的で宿泊しているかが重要
――今後予定している取り組みはありますか?
Y支配人:
地域柄ゴルフ場が多く、ゴルフ絡みで宿泊されるお客様も多くいらっしゃるんです。そうした方たちに向けたゴルフプランが用意できたらいいなと考えています。
どういったお客様がどういった目的で来られてるかを考えると、どんどん今後やってみたいアイディアが浮かんできます。
R副支配人:
支配人は、お客様とたくさんお話をするので、そこからアイディアの種をゲットできているんです。
Y支配人:
常連の方もたくさんいらっしゃるので、お話が聞きやすいんです。常連のお客様には「どういったことにお困りですか」「ここが良くなったらより良いと感じるところはありますか」などと素直に質問させてもらっています。皆さん丁寧に答えてくださるので、本当にありがたいです。
R副支配人:
週末は、観光目的で宿泊されるお客様が増えます。お客様からは、おすすめの飲食店を聞かれることが多いので、そういったことも常連の方に聞いてリサーチをさせてもらっています。
ホテル運営をする上では二人の時間確保をすることも大切
――二人のプライベートの時間はどのように確保していますか。
Y支配人:
二人で一緒にお休みをいただくことは難しいのですが、合間の時間にご飯を食べたり、買い物に行ったりしています。
研修店舗でも、二人の時間は最低限確保しないと、会話がなくなってきて店舗の雰囲気が暗くなると教えていただいたので、二人の時間も大切にしています。
目標は大衆演劇の劇場を建てること
――今後の目標について教えてください。
R副支配人:
最終的には、大衆演劇の劇場を建てることが目標です。実は、これは私たちがSuper Dream Projectに挑戦した理由の一つでもあります。
私は祖母の影響で、幼い頃から大衆演劇をよく見に行っていて、劇場を建てるのが昔からの夢でした。
Y支配人:
私もR副支配人と出会った8年ほど前から、一緒に見に行っていたので、ある程度知識がついてきました。今では共通の趣味になっています。
R副支配人:
劇場を建てるという夢は簡単なものではありませんが、日々の運営でさまざまな経験を積み、資金もためながら夢に近づけていけたらと思っています。
――これからスーパーホテルの支配人・副支配人を目指す方にメッセージをお願いします。
Y支配人:
自分たちが応募する前に感じていたように「本当に大丈夫なのかな」と不安を抱いている方も多いと思います。私自身、説明会に参加したことをきっかけに、安心して一歩踏み出せました。これから挑戦する方にも、説明会などで不安を取り除いて、ぜひ安心して挑戦していただければと思います!
また、ホテルでの仕事は、やはり体力が必要な仕事なので、若くて体力に自信がある方には特におすすめです。
R副支配人:
私も本当に日々楽しく過ごせています。私自身夢を持って、それに向かって頑張れているので、夢や目標を持っている方にもぜひ挑戦していただきたいです。
少しでも気になる方は説明会に参加してみてください!
今回は、スーパーホテル佐野藤岡のY支配人とR副支配人にお話を伺いました。
お二人も説明会に参加される前は、「不安な思いがあった」と語ってくれました。説明会の参加を経て、挑戦する決意ができ、現在は立派に支配人、副支配人として活躍されています。
ぜひまずは説明会に参加してみてくださいね!