
今回は、スーパーホテル大和郡山にて支配人を務めるM支配人と、O副支配人にお話を伺いました。
フィットネス業界や映像制作など異業種から挑戦したお二人は、未経験からスタートしながらも、採用や店舗運営の改善に取り組み、着実に成果を積み重ねています。
応募のきっかけや不安の乗り越え方、現場での工夫、そして将来の夢や目標まで、リアルな声をお届けします。
自己紹介、ご経歴
まずは、M支配人・O副支配人の経歴をご紹介します。
- M支配人:フィットネス業界で約10年間、インストラクター・トレーナーとして指導に従事。その後、人材業界を経てスーパーホテルと出会い、Super Dream Projectに応募。支配人として新たなキャリアに挑戦
- O副支配人:テレビ局のカメラマンとして、取材やスポーツ中継など映像制作に従事。M支配人との将来の事業構想をきっかけにSuper Dream Projectへ参画し、副支配人として新たな一歩を踏み出す
- 2024年12月6日~ スーパーホテル奈良・大和郡山 現在に至る
- 自己紹介、ご経歴
- 将来の夢を見据えて選んだ、Super Dream Projectという挑戦
- 未経験への不安を乗り越えられたのは、現場の支えがあったから
- 採用で妥協しない。二人が貫いた「人柄重視」のチームづくり
- 小さな変化を積み重ねて、常連客にも愛される店舗へ
- 接客の先に生まれる関係性。お客様との絆がやりがいに変わる
- 次は鹿児島の新店舗へ。大和郡山での経験を次の成功につなげたい
- 限られた時間も前向きに楽しむ。二人らしいリフレッシュの形
- いつか二人で形にしたい、バイクを軸にした新たな夢
- 不安があっても大丈夫。挑戦の先に見えるリアルな手応え
- 異業種からの挑戦が、着実な成果と次の夢につながる
将来の夢を見据えて選んだ、Super Dream Projectという挑戦
――Super Dream Projectに応募したきっかけを教えてください。
M支配人:
私はもともと宮崎出身で、福岡を拠点にフィットネスのインストラクターとして10年ほど働いていました。
スタジオレッスンやパーソナルトレーニングなど、人に教える仕事が中心でした。
その後、一度人材業界に転職したタイミングでスーパーホテルの募集を知ったんです。
将来的に二人で一緒に仕事をしたいという思いがあったので、「夢の実現に近づく一歩になる」と感じたことが応募のきっかけでした。
O副支配人:
以前、テレビ局でカメラマンとして働いていて、取材やスポーツ中継、映像制作に関わる仕事をしていました。
支配人からこのプロジェクトの話を聞いたときは、正直すぐに納得できたわけではなくて、「ちょっと怪しいんじゃない?」という気持ちもありました(笑)。
でも、将来二人で一緒に働けるならという思いもあって、まずは説明会に参加してみようと考えました。
M支配人:
求人を見た段階では、あまり疑いはなく、本当に書いてある通りなのか自分なりに調べました。
実際に過去の支配人の方の情報なども見ていく中で、大きなズレがないと感じられたので、やってみたいという気持ちは変わらず強かったですね。
O副支配人:
説明会の時点ではまだ不安はありましたが、その後に実際に現場で働いている支配人や副支配人の方の話を直接聞く機会がありました。
そこでリアルな働き方や環境を知ることができ、「やってみたい」という気持ちに変わっていきました。
今振り返っても、このタイミングで挑戦を決めてよかったと感じています。

未経験への不安を乗り越えられたのは、現場の支えがあったから
――未経験からの挑戦で不安などありましたか。それをどのように乗り越えましたか。
M支配人:
前職でフィットネス施設の支配人をしていた経験があったので、「支配人」という立場そのものに対する不安はあまりありませんでした。
どういった役割を担うのかのイメージもある程度できていましたし、細かい業務については現場で覚えていけばいい、と前向きに捉えていました。
もともと新しいことに挑戦すること自体にワクワクするタイプなので、不安よりも楽しみのほうが大きかったですね。
O副支配人:
私は逆に、不安のほうが大きかったです。
これまで人に何かを教えたり、リーダーシップを取ったりする経験がほとんどなくて、接客自体も未経験だったので、副支配人という立場を務められるのかという不安もありました。
M支配人:
実際にスタートしてからは、人手が足りない中で私と副支配人が一日中現場に立つ日も多く、朝から夜まで動き続けるような時期もありました。
正直、体力的にきつい部分もありましたが、もともと在籍していたアテンダントの方々のレベルが非常に高く、その支えが大きかったですね。スーパーホテル歴が15年以上とかなりベテランの方もいました。
O副支配人:
現場のスタッフの方々が本当に良い方ばかりで、経験も豊富な方が多かったので、日々助けていただきながらなんとかやってこられたという感覚です。
その環境のおかげで、不安は徐々に和らいでいきました。

採用で妥協しない。二人が貫いた「人柄重視」のチームづくり
――先ほど人手が足りないというお話がありましたが、その後の採用活動はどのように進めてこられましたか。
M支配人:
人が足りない状況を改善するため、着任してすぐに採用にも取り組みました。
採用については、最初からかなりこだわって進めてきました。
これまでに15名ほど面接を行い、実際に採用したのは4名です。
数を増やすというよりも、長く働いていただける方かどうか、そしてお客様に対してしっかりとした接客ができるかという点を重視して、一人ひとり丁寧に見ていきました。
O副支配人:
本当に、そこは一切妥協しませんでしたね。
M支配人:
面接では、スキルや経験以上に人柄を見ています。
実際に会話をしていて、不快に感じることがないか、自然なやり取りができるかという点を大切にしています。
それができる方であれば、お客様に対しても良い接客ができると感じられるので。
O副支配人:
基本的に二人で一緒に面接していて、お互いの感覚が一致するかどうかも大事にしていました。
M支配人:
そうですね。どちらか一方でも引っかかる部分があれば、その時点で見送る判断をすることもあります。
逆に「この人だ」と感じた場合は、面接中にその場で合格をお伝えすることもありました。
他社の選考も受けている方が多いので、タイミングを逃さないことも大事だと考えています。
O副支配人:
お一人だけ、アルバイトの面接では珍しく、二次面接まで行ったこともあります。
二人の間で意見が分かれたため、実際に現場で働いているベテランスタッフにも同席してもらいました。
M支配人:
結果的に、その方は採用させていただきました。それくらい、慎重に見極めたいと熱意を注いでいるということなんです。
長く働いていただける方であること、そしてご利用いただくお客様にご満足いただけるよう、しっかりとした方を選びたいと考えていました。

小さな変化を積み重ねて、常連客にも愛される店舗へ
――店舗運営で工夫していることについて教えてください。
M支配人:
まずは見た目の部分を大きく変えてきました。
この店舗はオープンから年数が経っていることもあって、昔から使われている備品やレイアウトがそのまま残っていたんです。
例えばゴミ箱ひとつとっても、ウッド調に変えるなど、できる範囲で今のスーパーホテルのコンセプトに合うように整えました。
必ずしもお金をかけるのではなく、自分たちで手を加えたり、不要なものを思い切って減らしたりすることで、全体的にすっきりとした印象になるよう意識しています。
O副支配人:
大和郡山は、ビジネス利用の常連のお客様も多いので、「何か変わったな」と感じていただけるように工夫しました。
「こっちのほうがいいね」というお声をいただく機会が増えました。
M支配人:
そうですね。マンネリ化しないように、あえて変化をつけることは意識しています。
例えば、フロント周りのレイアウトも見直して、チェックイン後の動線がスムーズになるように工夫しました。
また、フロント前にお土産コーナーを設けたのも一つの工夫です。
待ち時間を有効に使っていただけるようにすると同時に、周辺でお土産を購入できる場所が少ないという地域性も踏まえて設置しました。
O副支配人:
館内の雰囲気づくりも工夫していますよね。
M支配人:
大和郡山は「金魚の街」として知られているのですが、館内にはそれを感じられる要素がほとんどありませんでした。
そこで、金魚の置物やイラストを取り入れて、自然と地域の特徴が伝わるようにしています。
そうするとお客様から「なぜ金魚なのか」と質問をいただくこともあり、そこから地域の魅力をお伝えするきっかけにもなっています。

O副支配人:
朝食についても、大きく手を加えました。
まずレイアウトを見直して、取りやすさを意識した配置に変更しています。
また、メニューも実際に自分で試しながら、見た目やバランスを考えて調整しています。
例えばポテトサラダ一つでも、レタスやパセリを添えるだけで印象が変わるので、そういった細かい部分も意識しています。
また、コスト面を考慮しつつ、ご飯が進むおかずの充実や、季節ごとのメニュー変更など、連泊のお客様やリピーターの方にも飽きずに楽しんでいただけるよう工夫を凝らしています。
M支配人:
結果として、朝食の満足度も上がってきていますね。
O副支配人:
アンケートの数値としても改善が見られていて、以前よりもご満足いただけている実感があります。
限られた条件の中でも工夫を重ねることで、より良い店舗運営につなげられていると感じています。
接客の先に生まれる関係性。お客様との絆がやりがいに変わる
――お客様とのやり取りで印象に残っていることについて教えてください。
O副支配人:
印象に残っているのは、「会いに来たよ」と言ってくださるお客様の存在ですね。
私たちは異動のスパンが比較的短いこともあって、「もうすぐいなくなると思ったから会いに来た」と声をかけていただくことがあります。
わざわざ足を運んでいただけるというのは、本当にありがたいことだと感じています。
M支配人:
実際に、お客様が副支配人にお土産を持ってきてくださったこともありました。
直接お会いできなかったにもかかわらず、「渡しておいてほしい」と他のスタッフに預けてくださっていて、その気持ちがとても印象に残っています。
O副支配人:
本当に、お客様のほうに支えていただいている感覚のほうが強いですね。
お話しする中でこちらが元気をもらうことも多くて、それが結果的に良い関係につながっているのだと思います。
M支配人:
私自身も、印象に残っているお客様が何人かいらっしゃいます。
例えば、一度対応させていただいたお客様が、後日わざわざ別の用事の帰りにこの店舗を選んで宿泊してくださったことがありました。
場所としては決して近くはなかったのですが、「また会いに来た」と言っていただけたことがとても嬉しかったですね。
O副支配人:
名前や顔を覚えていただけるのも嬉しいですよね。
M支配人:
別のお客様からも「また会いに行きたいので、M支配人がいるタイミングはいつですか?」と事前にお電話をいただいたことがあって、そういった関係性が築けていることを実感しました。
また、印象的だった出来事としては、ラウンジでお客様と長くお話しする機会があり、意気投合した結果、「自分の娘の相手としてどうか」といったお話をいただいたこともありました(笑)。
もちろんお断りはしましたが、それほどまでに信頼していただけたこと自体が印象に残っています。
どの店舗の支配人・副支配人にも、親しくなるお客様や気に入ってくださる方はいらっしゃると思いますが、私たちもこの一年の中で、そうしたお客様との関係性を少しずつ築けている実感があり、それが嬉しく、やりがいにもつながっています。

次は鹿児島の新店舗へ。大和郡山での経験を次の成功につなげたい
――お二人はまもなく店舗の異動があるとお聞きしました。
M支配人:
そうなんです! 次は鹿児島の新規オープン店舗ということもあり、スタッフの採用なども一から関わることになります。
大和郡山での経験を振り返ると、直感を大切にしてきました。その判断は間違っていなかったと感じています。
新しい店舗でもこの経験を活かし、良いチームづくりにつなげていきたいですね。
O副支配人:
私たちはもともと新店舗に携わりたいという思いがあったので、それが実現してとても嬉しいです。
また、出身である九州に戻れることも個人的には楽しみにしています。
これまでの店舗では、ご当地要素を朝食で十分に表現しきれていないという課題があったため、鹿児島では地域の食材やメニューを取り入れ、土地らしさを感じていただける工夫をしていきたいと考えています。
M支配人:
鹿児島の店舗は客層も大和郡山と近い部分があると聞いているので、これまでの経験を活かせる場面も多いと感じています。
その中で、自分たちの取り組みを改めて形にしていきたいですね。
O副支配人:
朝食についても、季節に合わせたメニューやご当地の食文化を取り入れるなど、これまで以上に幅を広げていきたいです。
リピーターの方にも楽しんでいただける工夫を重ねていきたいと思います。
――直近の目標を教えてください。
M支配人:
まずは新店舗をしっかり成功させることに尽きると思っています。
これまで「新店舗に携わりたい」という思いを持ち続けてきて、それが実現したからこそ、この機会をしっかり形にし、「任せてよかった」と思っていただける結果を出したいです。
プレッシャーもありますが、全力で向き合っていきたいと考えています。
O副支配人:
大和郡山の店舗では、アンケート回収率や宿泊サイトでの評価など、全体の中でも高い水準を維持できるようになってきました。
その経験を踏まえ、新しい店舗でも同様に評価を高めていくこと、そして将来的には自分たちが関わった店舗を超える成果を出すことを目標にしていきたいと思っています。

限られた時間も前向きに楽しむ。二人らしいリフレッシュの形
――プライベートではどのように過ごされていますか?
M支配人:
プライベートでは、体を動かすことが多いですね。
週に一回はテニスをしていて、時間が取れるときはフィットネスジムにも通っています。
もともと運動が好きなので、そういった時間がリフレッシュになっています。
O副支配人:
私は、家でゲームをしたり、バイクで出かけたりすることが多いです。
奈良は走りやすい道が多いので、気分転換に出かけることもあります。
支配人が代わりにシフトに入ってくれることもあり、そのタイミングで大阪などへ少し遠出することもありますね。
M支配人:
二人でまとまった休みを取るのはなかなか難しいのですが、ベテランのアテンダントさんが揃ったタイミングで、夜に近くへ食事に行くこともあります。
限られた時間をうまく使いながら、リフレッシュしています。
O副支配人:
本当に、そのタイミングが合うときは貴重ですね。
M支配人:
その分、新店舗へ異動するタイミングでまとまった時間が取れるので、その期間を使って各地を回る予定です。
北海道から沖縄まで、日本各地を巡る予定で、すでに飛行機や宿泊も手配しています。各地のスーパーホテルに宿泊しながら、同期に会いに行く予定も立てています。

いつか二人で形にしたい、バイクを軸にした新たな夢
――今後のお二人の夢について教えてください。
M支配人:
もともと二人で将来は何か事業をやりたいという話をしていて、その中で今考えているのがバイクに関わるお店です。
最終的にはバイクに乗る方が集まれるような場所をつくりたいと思っています。
O副支配人:
私はバイクが好きなので、バイク乗りの方が目的地として来ていただけるようなカフェができたらいいなと考えています。
単に飲食をする場所というよりも、コミュニティとして集まれるような場所ですね。
実際に私自身が福岡でバイクに乗っていたときに、駐輪場所が少なく出かけづらさを感じることが多かったので、そうした課題を解消できる場にしたいと考えています。
M支配人:
バイクの駐輪場が少ないというのは奈良でも同様で、街中で気軽に立ち寄れる場所がないことは不便さにつながっています。
今後バイク利用が増えていく可能性を考えると、そうしたインフラの必要性は高まっていくと感じています。
O副支配人:
特に女性でバイクに乗る場合は、走りにくさを感じる場面もあって、それがきっかけで乗るのをやめてしまう方もいるのではないかと思っています。
だからこそ、安心して立ち寄れる場所や、出かけるきっかけになるような場所をつくれたらいいなと考えています。
M支配人:
将来的には店舗づくりにとどまらず、バイク専用の駐輪場を全国に展開したり、駐輪場所を事前に確認・予約できる仕組みをアプリで提供できたらと考えています。
そうすることで、より気軽にバイクで移動できる環境をつくっていきたいですね。
Super Dream Projectに参加してから、その夢がより現実的に見えてきました。
資金面でも、どのくらい貯めればどの規模で実現できるのかといった具体的なイメージが持てるようになり、少しずつ現実味を帯びてきています。

不安があっても大丈夫。挑戦の先に見えるリアルな手応え
――これからスーパーホテルの支配人・副支配人を目指す方にメッセージをお願いします!
M支配人:
まずお伝えしたいのは、不安があっても、実際にやってみることで納得できるということです。
私たちも最初は分からないことが多かったのですが、取り組む中で仕組みや成果の出方を実感できました。
だからこそ、過度に構えすぎず、一歩踏み出してみることが大切だと思います。
O副支配人:
私自身も最初は迷いがありましたが、やはり挑戦してみて感じるのは、自分の頑張り次第で得られるものが大きく変わるという点です。
成果も報酬も、自分たちの行動にしっかりと返ってくるので、やりがいは大きいと思います。
また、このプロジェクトは一定の期間があるからこそ、始めるタイミングも大切だと思います。
自分たちの将来の夢や目標を考えたときに、少しでも早くスタートしたほうが、その後の選択肢や可能性も広がっていくのではないかと感じています。
M支配人:
やって後悔することはないと思いますので、迷っている方がいれば、ぜひ前向きに検討していただけたら嬉しいです!

異業種からの挑戦が、着実な成果と次の夢につながる
今回は、スーパーホテル大和郡山のM支配人とO副支配人にお話を伺いました。
異業種からSuper Dream Projectに挑戦したお二人は、それぞれの経験や強みを活かしながら、採用、店舗運営、朝食改善、お客様対応まで幅広く工夫を重ね、着実に成果を積み上げています。
将来の夢に向かって挑戦を続けるお二人の姿からは、Super Dream Projectが新たな可能性を広げる場であることが伝わってきました。
少しでも興味を持たれた方は、ぜひ一歩踏み出してみてください。

