スーパーホテルで働くベンチャー支配人の情報メディア

特命記者Mの卒業生酒場放浪記・青森県弘前市「麦酒喝采」/ 岩手県盛岡市「クラフトビア ホッパーズ」

こんにちは。
スーパーホテル採用担当の特命記者Mです。

みなさん、ゴールデンウィークはゆっくりできましたか?
私はと言えば、飲んで、飲んで、飲まれて、飲んでの毎日。
日本各地の酒場を巡り、吉田類よろしくなGWを過ごしました。

本日は、その中からとっておきの一軒をご紹介します。

お店の名前は、「Green Neighbors Hard Cider」
岩手県紫波町にあるハードサイダーの醸造所です。
店内ではフレッシュなハードサイダー(※りんごのお酒)をいただくことができます。

実は、ここで醸造家としてハードサイダーをつくっているのが、元ベンチャー支配人の及川さんです。

及川さんは2009年にスーパーホテルを卒業。

同年に青森県弘前市で焼き鳥店「麦酒喝采」をオープンされ、その後2014年に「クラフトビア ホッパーズ」を開業されました。

「Green Neighbors Hard Cider」について紹介する前に、スーパーホテルの支配人にチャレンジした経緯や、卒業後のことについてうかがいました。

卒業後すぐに、夢だった焼き鳥屋をオープン!

――そもそも、ベンチャー支配人にチャレンジされた経緯についてお聞かせください。
及川さん:
独立して焼き鳥屋を開きたくて、会社勤めをしながら一日でも早く夢を叶えられる方法を模索していました。

その中でスーパーホテルの求人に出会ったんです。
わずか4年で2000万円近い資金を貯めることができる上に、店舗を経営・運営するノウハウまで手に入れることができる

私にとっては願ってもない求人でした。

卒業後にオープンした焼き鳥店「麦酒喝采」

――卒業してすぐに夢を実現されましたが、スーパーホテルで得たものは役に立ちましたか?
及川さん:
飲食業界未経験の私がお店を繁盛させることができたのは、スーパーホテルでの経験があったからこそです。
スタッフのマネジメントをはじめとする運営ノウハウがあったおかげで、経験のない料理に全力を注ぐことができました。

私の場合は、卒業後の夢が明確だったので、着任したときから焼き鳥屋を営むことを想定しながら行動していました。

例えば、通常よりも多くのアルバイトスタッフを雇っていたのも、今後を見据えてのこと。
お金よりも得られるノウハウに価値を感じ、人件費は度外視でサービスやマネジメントに力を注ぎました。

結果、貯金額は2000万円には届きませんでしたが、あのとき学びを優先して良かったと心から思います。

お店づくりに活きた、スーパーホテルでの学び

――2014年に焼き鳥店を畳み、岩手県盛岡市でクラフトビール専門店「クラフトビア ホッパーズ」を開店されることになった経緯について教えてください。
及川さん:
実は、スーパーホテルを卒業する前からクラフトビール専門店を開きたいという想いはあったんです。
でも、当時の東北にはその市場がなく、まずは焼き鳥屋を始めた次第です。

それがようやく東北にも市場が浸透し始めたのもあり、思い切って挑戦することにしました。

――なるほど。しっかり将来を見据えてビジネスを組み立てることができたのも、スーパーホテルで経営感覚を磨いたからこそですよね。
新たな挑戦においても、スーパーホテルでの学ぶは役に立ちましたか?
及川さん:
開店にあたって決めたのは、極力アルバイトは雇わず、自分のできる範囲で利益を出すということです。
コンセプトに特化すれば、小さなお店であってもちゃんと集客できる。

これも「顧客を絞る、コンセプトを絞る」という基本方針のもとで宿泊特化型のビジネスを展開するスーパーホテルで学んだことです。
おかげさまでホッパーズは連日盛況。

自分のペースで楽しくお店を運営することができました。

過去のお話しをうかがっているあいだに結構長くなってしまったので、「Green Neighbors Hard Cider」については次回ご紹介します。

大切なのは、夢の先を描くこと

及川さんにお話しをうかがって気付いたのは夢は広がっていくものだということ。
実現して、それで終わりじゃないんですね。

卒業後の夢だけではなく、それから5年後、10年後のことまで考えながらベンチャー支配人にチャレンジすると、また違った景色が見えてくるかもしれません。

ベンチャー支配人を卒業後、焼き鳥屋さん、クラフトビール専門店を経て及川さんがたどり着いた境地とは?

次回、特命記者Mの卒業生酒場放浪記/岩手県紫波町「Green Neighbors Hard Cider」(前編&後編)にて詳しくご紹介する予定です。

お楽しみに!