スーパーホテルでは、ホテル一棟をお任せする支配人・副支配人を、4年間の業務委託契約という形で募集しています。
5年・6年と期間延長する方もいらっしゃいますが、いずれは契約期間満了のタイミングが訪れます。
契約満了後、支配人・副支配人のおふたりがどのような道を選ばれるのか、気になりますよね?
今回インタビューさせていただいたのは、K総支配人。
Kさんはスーパーホテルで新たな夢を見つけて、実現されているんですよ。
業務委託支配人から、スーパーホテルの社員へ転身
Kさんは、スーパーホテルの業務委託支配人としてキャリアをスタートされ、4年の契約期間を満了した後、現在はスーパーホテルの正社員として勤務されています。
これまでのご経歴はこちら。
- 2012年11月 スーパーホテルJR池袋西口 着任
- 2014年9月 スーパーホテル山口湯田温泉 着任
- 2016年11月 契約満了
- 2017年3月 株式会社スーパーホテルに正社員として入社
スーパーホテルへの入社からたった3ヶ月で、直営支配人として新店「スーパーホテルPremier武蔵小杉駅前」の立ち上げに貢献。
その後、スーパーホテルPremier東京駅八重洲中央口の支配人となります。
現在は、八重洲に加え、スーパーホテルpremier銀座の計2店舗を統括する、総支配人として活躍されています。
業務委託支配人を卒業した後も、スーパーホテルに残る道を選び、4年間で培ったノウハウを最大限に発揮しているのですね!
きっかけは、夫婦ふたりで働きたかったから
――スーパーホテルの支配人になったきっかけを教えて下さい。
Kさん:
実は、僕たち夫婦はふたりとも海外で働いていたんです。結婚したこともあり、ふたりで日本で働きたいと思って帰国しました。
そんなとき、妻のYがSuper Dream Projectを見つけてきたんです。 ここならふたりで働けるからいいね」と意気投合して、とりあえず書類を送ってみようかということに。それが全てのきっかけでしたね。
今にして思えば、あのときスーパーホテルの支配人募集に応募してよかったです!
――支配人の説明会に参加されたんですね。そのあと実際に支配人になられて、ギャップはなかったですか?
Kさん:
説明会からのギャップは特になかったです。 逆に、本当に50日間の研修が終わったら、ホテルの店舗を一棟まるごと任されるんだ...と、喜びと実感が湧きました。
スーパーホテルの経営・育成システムに共感
――業務委託支配人としてのご卒業後、スーパーホテルの社員として再出発することを選んだ理由は?
Kさん:
スーパーホテルが好きで、ずっと続けたいと思ったからです。ホテルという場所が好きなのはもちろん、経営センスやノウハウにおいても一流のものを学ばせていただきました。
スーパーホテルは、運営や育成のシステムが構築されていて、すごいんです!
もし、僕たちが自分の力だけで経営しようとしていたら、独学や感覚でやっていくしかなかったと思います。
スーパーホテルの教育のおかげで、素晴らしいノウハウが得られました。僕たちの一生の財産ですね。
スーパーホテルに恩返ししていくためにも、自分がさせてもらった経験を活かして、人材育成に携わりたいと思いました。
妻は、4年でいったん区切りをつけたいと考えていました。
支配人時代の4年間で貯金を頑張ってくれていて、特に3年目以降からぐっと貯まりだしたので、大丈夫だと自信がつきました。
僕は、スーパーホテルの仕事が自分の性に合っているなと4年間で実感したので、一人でも社員として続けたいと思っていました。
スーパーホテルには、運営ソリューション本部といって、業務委託支配人をサポートする部署があります。
担当者に相談して、いろいろと社内にかけ合ってもらい、面接に進みました。
業務委託の支配人とスーパーホテルの社員では、雇用が全然違うから、イチから面接が必要。面接で落ちなくてよかったです(笑)。
ホテル運営には人材育成・マネジメントが重要
――業務委託の支配人の頃と、現在のスーパーホテル社員としての総支配人。どんなところが変わりましたか?
Kさん:
いちばん大きく変わったのは、人材育成です。
スーパーホテルでは、アルバイトスタッフのことを「アテンダントスタッフ」と呼んでいます。
業務委託支配人の頃は、自らアテンダントスタッフの面接をし、採用し、教育していました。 募集広告を出すところから、アテンダントスタッフを定着させるところまで、すべて自分の裁量です。
そのため、一人ひとりのことをより深く知ることになります。 それこそ、スタッフの両親や彼氏にまで会うことになったり(笑)、家族のような関係を作っていました。
スーパーホテルの社員になった今は、会社で採用された社員を育成しています。
自分が面接したわけではないので、当然、これから人となりを知っていく段階です。
コミュニケーションが必要なことは変わりませんが、家族のようなお付き合いとはまた違ったタイプの育成スタイルが求められています。
スキルやノウハウを教えるだけでなく、僕の背中を見て「Kさんのような支配人になりたい」と尊敬してもらえる存在にならなくてはいけません。
これまで以上に、自分自身のマネジメントスキルを伸ばして、育成の幅を広げていきたいですね。
――お仕事のスタンスはいかがですか?
Kさん:
社員たちには、自分が勤務している間に起こったことは、自分が完結させるように言っています。
ホテルはずっと運営していますが、働く社員はシフト制です。
自分の勤務時間が終わったら、次のシフトに引き継いでおしまい、ではお客様が困ってしまうことも。
そうではなくて、自分が最初に関わったら、引き継いでも最終確認を怠らないことを心がけています。
僕たち一人ひとりがホテル運営をしているという意識と責任を持つように指導しています。
スタッフのおかげで成長できた
――スーパーホテルで得たものを一言で言うと?
Kさん:
人が大事だということです。
支配人として着任した店舗では、アテンダントスタッフの存在が欠かせません。
アテンダントスタッフがいなければ、自分たち(支配人・副支配人)で全てのシフトを埋めて回していくことになります。
体はひとつなので、人がいなかったら何にもできません。休息も必要だし、無茶は長く続かないですよね。
アテンダントスタッフは「支配人のおかげです」と言ってくれるけど、僕たちの方が助けてもらっていて、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
この子たちのおかげで自分たちがやっていける、人に助けてもらっているんだなぁと実感しました。
着任1年目、スーパーホテルJR池袋西口にいたときは、記憶がないくらいがむしゃらでした。
その分、当時一緒に頑張ってくれたアテンダントスタッフとは、今でも強いつながりがあります。
少し前に、当時は学生だったアテンダントスタッフから、結婚式のスピーチを頼まれたんです!
昔から見てきた子なので、感慨深くて...スピーチしながらボロボロ泣きました(笑)
スタッフの夢を叶えて成長してほしい
――今後の目標を教えて下さい!
Kさん:
今いる社員たちには、自分の好きなものを見つけて、夢を実現させて羽ばたいてほしいですね。
他の部署に一度出たあとに、またホテルの現場に戻ってきてもいい。
ひとつの物事にとらわれすぎず、視野を広げて成長してほしいです。
スーパーホテルは、夢を叶えることができる環境ですし、僕はみんなの成長をサポートできる存在でありたいですね。
目標に向かってチャレンジしよう
――これから支配人を目指す方へ一言お願いします!
Kさん:
スーパーホテルでは、未経験でもノウハウを身につけて、ホテルを一棟まるごと経営することができます。
業務委託の支配人は、個人ではありえないような経験ができる、おもしろい仕事です!
悩んでいるなら、思い切って始めてほしいですね。
当初に決めた目標を見失わず努力すれば、きっと夢に近づけますよ!
パートナーとの仲を良好に保つことも、大事なポイントですね(笑)。
インタビュー後記
K総支配人とお話して感じたのは、人の育成がとても好きなのだということ。
自分のことより、アテンダントスタッフ一人ひとりの将来のことを考えていらっしゃいます。
業務委託の支配人時代の頃も、スーパーホテルの社員になってからも、そのスタンスは変わりません。
自分に関わるスタッフの成長に力を入れているところが、とても魅力的でした。
ちなみに、Kさん・Yさんご夫妻の夢は、海外移住すること。今は社員としてやりがいを感じていますし、お子さんがいらっしゃるので、老後の夢にとっておくそうです!
スーパーホテルでは、しっかりとした研修プログラムで接客マナーやノウハウを身につけることができます。
当初、ホテル経営やマネジメントの経験がなかった方も、4年間で経営者視点を養えますよ。