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若いときのケンカは買ってでもせよ | 特命記者Mのタレコミ

こんにちは。

連日の夫婦ゲンカで、ご機嫌斜めの特命記者Mです。

 

妻「からあげ何個食べた?」

私「5つ」

妻「私3つしか食べてない」

私「…」

妻「4つずつのつもりでつくったんですけど(怒)」

何も考えずに食べてしまう私と、それを許せない妻。

我が家では、毎日のように同じ流れでケンカに突入します。

 

こんなことで大ゲンカに発展するくらいですから、

いっしょに商売でもはじめようものなら、すぐに裁判沙汰です。

 

ところでベンチャー支配人としてご活躍のみなさんも

ケンカはされるのでしょうか?

長泉・沼津インターのN支配人とM副支配人に

お話しをうかがってきました。

夫婦としてのケンカとビジネスパートナーとしてのケンカ

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特命記者M

ベンチャー支配人って、

パートナーと四六時中いっしょにいるわけですよね?

そんなにいっしょにいると、ケンカになりませんか?

 

M副支配人 

四六時中いっしょにいるといっても、

私が朝担当で支配人は夜担当なので

生活のリズムはけっこう違います。

だからこそイラッとすることもあるんですけど。

例えば、私が朝起きたら、支配人がまだ寝てなかったり。

夜更かしするのはいいんですけど、

それで起きてくるのが遅かったりすると

だったら早く寝てよ!って思うんですよね。

そうやってイラッとしたときは、

アルバイトスタッフに愚痴ってストレスを発散します。笑

 

N支配人

小さいケンカは日常茶飯事ですが、

着任3ヶ月目くらいに大きなケンカもしました。

副支配人は元看護師で、

人の命に関わる仕事をしていたこともあり、

何事もきっちりやるタイプなんですね。

一方で、私はゆるいところもあって。

どっちがいいとか悪いってことではないんですけど、

スタンスの違いからすごく衝突したんです。

ふたりで仕事をするのは初めてのことなので、

仕事に対する価値観まではわかってなかったんですよね。

そのときは、辞める寸前までいきました。

ケンカを乗り越えることで、生まれる絆がある

特命記者M

結果として辞めなかったのはなぜですか?

 

M副支配人

私たちの研修を受け持ってくださった

先輩支配人夫妻に相談したんです。

そうしたら、「そんなのあるある」って笑いながら言ってくださって。

自分たちも同じ道を通ってきたからわかるって

共感してくださったことで、すっと気持ちが楽になったんですよね。

 

N支配人

今思うと、そんな些細なことで辞めなくてよかったって思います。

これからベンチャー支配人にチャレンジされる方に

ひとつだけアドバイスをするなら、

「何があっても辞めずに我慢しろ」ってことですね。

誰だって、一度や二度は大きなケンカをすると思うんです。

それは二人の人生においていつか通る道なので、

そこを乗り越えられないようであれば

この先もずっとしんどいと思うんです。

私たちも一度大きなケンカを乗り越えたことで大きく成長できました。

今はちょっとした壁にぶつかっても、

すぐに乗り越えることができます。

振り返ってみると、いい経験をしたなって思いますね。

 

M副支配人

最初、4年って長いなって思ってたんですけど、

1年が経過して思うのは、一瞬だってこと。

それだけ毎日いろんな経験ができていて、

日々成長を実感できています。

実は、ベンチャー支配人にチャレンジするか、

それとも子どもをつくるかで、

悩んだこともあったんです。

でも、今思うとチャレンジしてよかったです。

4年後には夫婦として一回りも二回りも成長して、

そのうえ経済的なベースもできるわけですから、

子どもにとっては、そっちの方がいいと思うんですよね。 

 

ケンカをすることで、得られるものもある。

私たち夫婦も、からあげの取り合いをしながら

少しずつ成長してるってことですね。