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【後編】特命記者Mの突撃!隣の卒業生:長野県佐久市「Eden」

こんにちは。スーパーホテル支配人ブログ「ふたりごと」の特命記者Mです。
いきなりですがみなさん、朝食は何派ですか?
ごはん派ですか?パン派ですか?

それとも、ツナ缶とコーン缶にオメガ3脂肪酸オイルをかけてヘンプシードを混ぜて食べる藤原紀香さん派ですか?

ある調べによると、日本ではごはん派が47%、パン派は44%だったそうで、藤原紀香さん派は全体の10%にも満たないということがわかりました。

サンドウィッチはいつ食べる?

さて、パン派のみなさんに質問です。
サンドウィッチはいつ食べますか?
朝?昼?それとも夜ですか?
おそらく朝か昼という方が多いのではないでしょうか。

思いがけない落とし穴

ということで、本題に入ります。

2021年にサンドウィッチのテイクアウト専門店『Eden』を長野県佐久市にオープンされた新倉さんご夫妻ですが、開業後しばらくしてあることに気付かれたそうです。

サンドウィッチって、夜は食べなくない!?
ってことは、午後に買いに来るお客さんいないよね?

そうなんです。

サンドウィッチは基本的に朝か昼に食べるので、お客さんが買いに来られるのはほとんどが午前中。
思い立った勢いでのスピード開業だったこともあり、思いがけない落とし穴にはまってしまったそうです。

落とし穴は、これだけではありません。

開業2年目には、近隣に大きなショッピングモールがオープン。
ランチ需要を一気に奪われるかたちになったそうです。

このように、経営は思いがけない落とし穴の連続。
そんな中で新倉さんたちはどのようにして危機を脱出されたのでしょうか。

危機脱出に活きたスーパーホテルの経験

――様々な経営の危機をどのように乗り越えたのですか?

新倉さん:
危機に直面したときに私たちが大切にしたのはリピーターです。
スーパーホテルでも苦しいときには常連のお客様に助けていただきました。
だから、ここでもリピーターを大切にすれば何とかなると思えたんです。
その経験がなければ、やるべきことを見失って変な方向に走っていたかもしれません。

おかげでお客さんが減ってできた時間をつかって、新しい商品をつくってみたり、地域での売上が減ったのなら全国で売ればいいという発想でお菓子のネット販売を始めてみたり、常に前向きに行動することができました。
結果、無事に危機を脱出。
3年目からは経営を軌道に乗せることができました。

また、ベンチャー支配人時代にたくさんの失敗と成功を経験できたことも、危機を乗り越えられた大きな要因のひとつです。
スーパーホテルでは大きな裁量のもとでホテル運営を行えます。
チャレンジして失敗してもリスクはないため、いろんなことを試すことが可能です。
こういうやり方をすれば、こういう結果が出るという引き出しをたくさん持てたおかげで、立ち止まることなく行動ができたのだと思います。

新商品開発に取り組んだ結果、現在ではマフィンやタルトタタン等のおやつも商品にラインナップ。
集客が難しかった午後もお客さんで賑わっています。

支配人・副支配人時代のお2人

二人の暮らしを、もっと凝縮していきたい

――ようやく理想に近づき、ふたりで働くという念願の夢を叶えた感想を聞かせてください。

新倉さん:
今は従業員も雇わず、二人でできる範囲でお店を切り盛りしています。
誰に気を遣うこともなく、言いたいことを言い合えるので、精神的にはすごく楽ですね。
また、仕事中はずっといっしょですし、休みもいっしょ。
二人で別々の仕事をしていたときよりも、今のライフスタイルの方が自分たちにとっては断然いいですね。

――人生を振り返ってみて、ベンチャー支配人にチャレンジしてよかったですか?

新倉さん:
当時は楽しいこともたくさんありましたが、大変なこともたくさんありました。
右も左も分からないところからのスタートでしたから。
ただ、その経験によって精神的にも体力的にも鍛えられたからこそ、今がある
ベンチャー支配人を経験せずに、いきなり開業していたら、きっと続けられていなかったと思います。
振り返ってみるとやってよかったですね。

新年に向けて新たな一歩を踏み出しませんか?

今後は、二人の暮らしを凝縮するためにネット販売オンリーに移行することも視野に入れておられるそう。
この時代にも「亭主元気で留守がいい」と思われている家庭とは大違いですね。

夫婦二人で働き、自分たちらしく生きていく。

ベンチャー支配人にチャレンジすれば新倉さんご夫妻のような生き方を最短4年で手に入れることができます。

もうすぐ新年。
2024年は二人で新たな一歩を踏み出しませんか。