『Super Dream Project』で夢を叶えた卒業生にインタビューする夢の実現シリーズ。 今回インタビューさせていただいたのは、スーパーホテルを卒業後にネイルサロンをオープンされた元副支配人Sさんです。
- スーパーホテル卒業後、ネイルサロンをオープン
- 現状を変えたいという想いから一歩踏み出すことができた
- 研修でセンター長の一言に救われた
- 本気で辞めようと思ったことは一度もなかった
- 育成経験が今の経営でも活かされている
- 今後も夢は広がっていく
- 4年で人生が変えられる
- インタビュー後記
スーパーホテル卒業後、ネイルサロンをオープン
Sさんは、ご主人のI元支配人と共にスーパーホテルへ着任されました。
I元支配人は任期満了後、スーパーホテル社員として入社され、現在ご活躍中です。
I元支配人は下記記事にも登場しているのでチェックしてみてくださいね!
Sさんのこれまでのご経歴はこちら。
- 2011年07月 スーパーホテル富士インター 着任
- 2012年07月 スーパーホテル名古屋 着任
- 2013年11月 スーパーホテルLohas熊本 着任
- 2015年08月 4年満了にて卒業
- 2016年02月 ネイルサロン【ティーエヌ天王寺店】オープン
Sさんは、卒業後に何をしようかと考えていた時に、スーパーホテル卒業生の元支配人夫妻と出会ってネイルサロンを経営していると聞き、「自分もやってみよう!」と思い立ったそうです。
研修を受け、ネイルサロン【ティーエヌ天王寺店】をオープンされました!
現状を変えたいという想いから一歩踏み出すことができた
――スーパーホテルに応募したきっかけを教えてください。
Sさん:
もともと、夫と2人で「現状を変えたい」という想いを持っていたので、独立するための募集サイトを色々と見ていました。ですが、フランチャイズは加盟金も必要で、なにより興味のあるものになかなか出会えなかったんです。
そんな時、たまたま夫がスーパーホテルの募集広告を見つけて。ホテル業の経験は無かったのですが、とにかく興味が湧いたことがきっかけでした。
当時は「こんなお仕事本当にあるの?」と疑う気持ちもありました。とりあえず話を聞いてみようと説明会に参加して、その日に面接まで受けました。まさか受かると思っていなかったのですが、合格の連絡がきて驚きました!
研修日程も決まり、夫は仕事も辞めて「やるしかない!」と腹をくくっていましたね。私も当時パートで働いていましたが、合格が決まったので「まずは研修を通過しよう!」とすぐに気持ちを切り替えました。
研修でセンター長の一言に救われた
――研修でセンター長の一言に救われた
Sさん:
新大阪での研修がスタートしましたが、正直辛いことの連続でした(笑)
特に夫が思った以上に苦戦していました。
というのも、夫は前職がサービス業ではなかったこともあり、笑顔がなかなか出せず「向いていないのではないか?」と悩んでいました。一時は壁をボーッとみつめて、何を話しかけても返事がない日もあったんです。
「これはまずい」と思い、当時の研修センター長のKさんに相談して、面談にきてもらったんです。Kセンター長から励ましていただけると思いきや、「無理せずにもう辞めたらいいんちゃう?」と意外な一言が…!
そこから夫は、「なにくそ!」と火が付いたように思います。
Kセンター長は、夫の性格を考えると単に「頑張れ」と励ましても響かないと思い、奮起してもらおうと、あえてそのように言ってくださったそうです。
そのKセンター長の面談以来、夫は顔の表情も、翌日からの研修を受ける姿勢も、ガラッと変わりましたね!
あの時「頑張れ」と励まされていたら、研修中に辞めていたんじゃないかな。
本気で辞めようと思ったことは一度もなかった
――スーパーホテルの仕事で印象に残っていることはありますか?
Sさん:
熊本にいた際、お客様の大切な高級車を、アテンダントスタッフが誤って立体駐車場に案内してしまったことがありました。車のホイールが傷ついてしまい、お客様は大激怒。保険会社やあちこちに電話して対応しました。
お客様とのやりとりの中で、偶然お連れ様が今日お誕生日ということを知りました。
せっかくのお誕生日にこんなハプニングを起こしてしまって申し訳ない気持ちでしたし、「少しでも大切なお誕生日にしてもらえるように」という想いで、お客様がお食事に行かれている間にお部屋にケーキとお手紙を入れさせて頂きました。
とっさの判断で、準備などもない中でできる限りのことをさせていただいたところ、最後には「君たちの対応が良かったからもういいよ」「今後もスーパーホテルに泊まるね」とまでおっしゃってくださいました。
今は笑って話せますが、当時は必死でしたね。
――大変なことがあった時、辞めたいと思ったことはありますか?
Sさん:
他にも、エアコンの水漏れなど設備面での対応が必要なこともあり、とにかく大変なことはたくさんありましたよ!でも、本気でやめようと思ったことは一度もありません。
一時的に「このまま続けていけるのかな」と、不安に感じたことはありました。なぜなら、1年目は慣れないことが続いて、夫と毎日ケンカをしていたんです。
ある日の大喧嘩で、「もう辞めよう」となったことがありました。気が付いたら朝までケンカしていて…そこでハッとしました。
「時間が来れば朝食やチェックインの時間がくる。お客様の前では笑顔でいなきゃいけない。解決しないケンカをしても無意味だ」と気づいたんです。それ以来、互いに全くケンカをしなくなりましたね。
――その後、お二人の関係性に変化はありましたか?
Sさん:
お互いが譲らなければ、ぶつかるに決まっていますよね。
夫からは、「俺が思ったことをまずは先にやらせてくれ。それで間違っていたら必ずやり直すから。」と言われ、それからは、夫が考えたことを尊重するようになりました。
支配人と副支配人の役割を意識することで、楽になりました。
それが4年続いた秘訣かもしれないですね!
育成経験が今の経営でも活かされている
――スーパーホテルで得られたものは何でしたか?
Sさん:
スーパーホテルでたくさんの人と関わり、スタッフの育成も経験したことで、コミュニケーション力と、マネジメント力が身についたと実感しています。
この経験がなかったら、今のネイルサロンでも人を雇って経営することはできていなかったと思いますね
――今の経営で実際にどのように活かされていますか?
Sさん:
今のネイルサロンは5人体制で、若いスタッフで成り立っています。
ネイルサロンの競合はたくさんある中で、接客を強化して差をつけようと決めていたので、育成で一番大事にしているのは接客です。どんなに技術がよくても、笑顔や会話がなければリピートしていただけないと思っています。
最初は接客が苦手なスタッフもたくさんいましたが、育成の甲斐もあり、ガラリと変わって成長してくれた子もいます。
お客様とコミュニケーションをとれるようになってからの方がご指名も増え、クレームも減りました。
オープン当初、スーパーホテル富士インターで働いてくれていた元アテンダントスタッフが遊びにきてくれました。 こうやって今も訪ねてきてくれることがとても嬉しかったです!
また、オープンのお祝いで、スーパーホテルでお世話になったK元支配人・副支配人ご夫妻も駆けつけてくださったんです!
今の2代目店長は20代ですが、とてもしっかりしています。ミーティングでの私の話は2割くらいで、あとは現場のスタッフの話を聞きまとめるだけ。店長を中心に、それぞれのスタッフに実行の為の準備を進めてもらうようにしています。
ちなみに初代店長は、今では独立して尼崎でネイルサロンをオープンして、今もたまに私のサロンに遊びに来てくれるんですよ!
最初はすぐに辞めてしまうスタッフもいて苦戦しましたが、スーパーホテルでの育成経験が、今の経営力・マネジメント力につながっていると感じています。
スタッフへの日頃の感謝を込めて、毎年宮古島に旅行に行っています。
昨年はコロナで中止となりましたが、またスタッフみんなで旅行に行ける日を楽しみにしています。
今後も夢は広がっていく
――今後の目標を教えてください。
Sさん:
今後はネイルサロン2店舗目の出店も考えています。
店長が美容師の資格を取得したので、マツエクもやっていきたいですし、さらにはマツエクの為にベッドを置くなら、痩身や脱毛もしたいですね。
最終目標はトータルビューティーサロンです。
痩身やマッサージは、手に技術があれば今後長く施術ができますし、これから実現していく為に動いているところです。
4年で人生が変えられる
――これから支配人を目指す方へメッセージをお願いします。
Sさん:
スーパーホテルでの経験全てが結果として今活かせていて、4年間やってきてよかったと思えます。
ただそれは楽しいことばかりではなく、辛いこともたくさんあった中で思えることなんですよね。
自分の夢を実現できるプロジェクトなので、悩んでいるなら、まずはやってほしい。
ただし目標がないと、何のためにやっているんだろうと思う時が必ず来るので目標だけは支配人、副支配人ともに常に持っていた方が良いです。
スーパーホテル本部の手厚いサポートもあったので、やってこれたのだと思います。契約は4年ですが、10年以上続けられている支配人、副支配人もいます。嫌だったら続かないですよね。
お金を貯めるにも絶好のフィールドですし、私もすべてを注ぎ込んだ4年でした。
ネイルサロンのオーナーになるなんて、4年前には考えてもいなかったです。スーパーホテルに来なかったら、今は夫も私も、違う人生を歩んでいたと思います。
長い一生のうち、4年頑張ったら次の人生が変わる。
『Super Dream Project』はすばらしいシステムです。
ぜひチャレンジしてください!
インタビュー後記
今回は、ネイルサロン「ティーエヌ天王寺」オーナーの元副支配人Sさんにインタビューしました。
現役の頃のS元副支配人のイメージはとにかくしっかりしている、仕事ができるという方でした。
いつも明るくご活躍されていたお2人が、研修中にそんなに悩んでいたこと、契約期間中も気分が沈んでしんどい時があったこと、インタビューを通して知らなかった一面を伺うことができました。
「長い人生のうち、4年で人生変わるならやるべき!」とご自身の体験を通しておっしゃる姿がとても輝いて見えました。
スーパーホテルでは、『Super Dream Project』を通して、接客や人材育成、経営スキルを学びながら、住み込みで資金貯蓄をすることができます。スーパーホテルでの経験が、夢を実現するための糧となります。
ベンチャー支配人として4年間の業務委託期間を経て、卒業後は下記のキャリアの選択ができます。
【卒業後のキャリア選択】
- 契約延長
- 法人契約
- スーパーホテル社員
- 海外店舗支配人
- 独立
ホテル経営やマネジメントの経験がない方でも大丈夫。ご夫婦でのご応募も大歓迎です!
気になる方は、まずは説明会にお越しください。
『ふたりごと』では、夢を実現した卒業生をたくさんご紹介しています。
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