スーパーホテルで働くベンチャー支配人の情報メディア

未経験スタートでも、安心して成長できる環境。9年目のベテラン支配人・副支配人にインタビュー!

現在、4店舗目となる岩手県のスーパーホテル矢巾駅東口店を運営する、S支配人・副支配人にインタビューしました。
ベンチャー支配人歴9年目のお二人だからこそ感じるSuper Dream Projectの魅力について伺いました。

▼同じく岩手県で活躍しているSuper Dream Project卒業生の様子はこちらからもご覧いただけます!

www.sh-dream.jp

お二人の経歴

S支配人・副支配人の経歴についてご紹介します。

スーパーホテル防府駅前  2014/6/12~2016/4/22
スーパーホテル大津駅前  2016/5/11~2018/6/29
スーパーホテル東京・JR蒲田西口 2018/8/2〜2019/10/28
スーパーホテル矢巾駅東口 2020/5/9~ 現在

異業種から転身し、二人で新しいことに挑戦!

――お二人の経歴も含め、Super Dream Projectに挑戦するまでの経緯を教えてください。

S支配人:
前職は自動車のディーラーです。整備の仕事を長年経験した後、最後の4年間は販売の営業として勤務していました。
人と話すのが好きなので営業は好きでしたが、ノルマなどが厳しかったため、今後ずっと働くのは厳しいと思っていたんです。
転職先を探していた時、S副支配人と一緒に夫婦でできる仕事がないかと考えていました。
そんな時、スーパーホテルのSuper Dream Projectを知り、S副支配人に相談して説明会に参加してみることに。説明会で興味を抱き、現在に至ります。

S副支配人:
私はこれまで、調理や介護の仕事を経験してきました。
調理師の学校を出てから5年ほど調理師として活動し、結婚をきっかけに介護士へと転職しました。
調理師の働き方は、夜が遅かったり、世間一般のお休みの日に勤務することが多かったりと、結婚生活に向いていないと感じたからです。
介護士として5年実務経験を積むと、ケアマネジャーの資格取得に挑戦できます。
S支配人からスーパーホテルの説明会に誘われたタイミングが、ちょうどケアマネジャーの資格を取得して別の分野に挑戦したいと考えていた時で、タイミング的にもちょうどよかったんです。

――スーパーホテルのベンチャー支配人の話を聞いて、最初はどのように感じられましたか?

S副支配人:
最初に誘われた時は、ホテルでの勤務経験もないので、正直あまりピンときていませんでしたが、支配人と一緒にやれる仕事だと思うとポジティブに考えられました。

もちろん不安はありましたが、私が全てをうまくできなくても、2人で協力すれば大丈夫だろうと思っていました。
また、私たちは二人とも青森で生まれ育ったので、他の地域で暮らせるいい機会だなとも思っていましたね。
これまで山口、滋賀、東京、岩手と、この仕事をさせてもらわなければきっと縁のなかったような場所で暮らせたのでありがたいです!

S支配人:
応募した当初は、「いつかは地元の青森で飲食店をやりたいな」という夢を持っていました。
スーパーホテルでの仕事を通して、新たな価値観を得て、現在は別の方向性も考え始めています。
子どもが好きなので、子どもが楽しめる場所を提供するなど、何か挑戦できることを考えている最中です。

設備トラブルやスタッフ育成に苦戦する日々

――着任当初に大変だったことを教えてください。

S支配人:
支配人になったばかりの頃は、設備トラブルに関しての知識が全くなく、設備に問題が起きた際、どこに修理を依頼したらいいかなどの対応が大変でした。
特に最初の3ヶ月は、さまざまなトラブル対応を経験しましたね。そのおかげで、今はどの店舗に行っても、あまり苦労しなくなりました!
また、最初の頃は、アテンダントスタッフの育成に苦戦しました。
育成に関しては、いまだに難しいと感じますが、これまで多くの方と出会い、その都度たくさん経験を積ませてもらっていると感じていますね。

アテンダントスタッフとは、スーパーホテルのアルバイトスタッフのこと。支配人・副支配人の裁量で採用ができる、頼りになる存在です。

S副支配人:
設備トラブルの対応は、主に支配人が担当していますが、私も副支配人歴が長くなってきて、よくあるトラブルにはすぐ対処できるようになってきました。
例えば、壁に穴が開くとか。お客様が酔っ払って開けてしまったり、壁に転んでぶつかってしまったりと、意外と多いんです。

設備のトラブルはホテルの営業に大きく関わることですし、たとえ一部屋のことであっても予約が入っている部屋であればどうにかお泊りいただける状態まで回復させなければいけません。
そういったトラブルがあった際は、どちらが担当ということもなく急いで対処しています。
最初のころは大慌てでしたが、今はそんなに動揺することもなくなりました。

イレギュラーなことが起こることももちろんありますが、そんなときにこそ、すごくお客様に恵まれていると感じています。

例えば、地震が起きてエレベーターが止まってしまったり、お湯が出なくなってしまったりした時にも、皆さん文句を言ったり怒ったりせず、落ち着いて協力してくださって本当にありがたかったですね。

新店舗の立ち上げがよい経験に

――やりがいを感じたエピソードを教えてください。

S副支配人:
現在のスーパーホテル矢巾駅東口で4店舗目になります。今回初めて新店舗オープンに携わらせていただき、すごくいい経験だったと思っています。

既存店では前任の支配人の方からそれまで培われたノウハウを引き継ぐことができるため、大きな改革をせずともうまくまわります。
しかし大きな失敗はない分、思い切った工夫を取り入れて変更することもためらいがちでした。

今回の新店舗オープン時には、3店舗運営してきた経験を活かして、さまざまなことをイチから自分たちで考えました
小さなことですが、私が朝食を担当していていつも気になっていたことを改善しました。例えば、朝食準備室に電子レンジが2つあった方が便利だとか、コンロがあったほうがよいなど。これまで運営する中で、変えたいと思うことがあっても、場所の広さやコンセントの個数などを考えるとなかなか導入できなかったんです。
今回は、新店舗オープン時から着任させてもらったことで、最初からやりやすいように工夫できました。
それに、アテンダントスタッフの採用も、オープンまでの間にじっくりと希望に合った方を採用できたのがよかったですね。

S支配人:
新店舗オープンを経験して初めて分かったことは、ホテルの近隣住宅に暮らしている方への対応の難しさです。
既存店に異動するときは、そうしたトラブルは解決した状態だったので気づきませんでしたが、新店舗オープン時は1年くらい対応が続きました。
例えば、駐車場問題です。今まで静かに暮らしていた場所にいきなりホテルの駐車場ができるわけなので、見知らぬ人にいたずらされるんじゃないかと不安に思われる方がいらっしゃったり、夜遅くに車のドアの開閉音がうるさいと感じられる方がいらっしゃったり。
矢巾駅周辺は、22時を過ぎると人が歩いていないような、もともと静かなエリアだったので、特に気になられる方もいらっしゃいました。
最終的には、本部の方がサポートしてくださり、双方が納得のいく形で話をまとめられたので、大変助かりました。

人を育てる難しさとやりがい

――アテンダントスタッフの採用ではどのような点を重視していますか。

S副支配人:
しっかりとお客様をおもてなしができる方を採用しています。ホテル内では、接客以外にもたくさんの業務がありますが、やはり接客が一番大切だからです。
新店舗オープン時には、幸いたくさんの応募をいただき、最終的には30人くらいの方と面接させてもらいました。
私たちが面接する時の第一印象は、お客様がスタッフから受ける第一印象と同じだと思っているので、印象の良さは重視していましたね。
一緒に働く上で、私たちとフィーリングの面で合うのかという点も意識しました。
最終的には、6名の方をオープニングスタッフとして採用させてもらいました。オープンから3年ほど経ちますが、現在もご活躍いただいている方がいます。

副支配人になって9年が経っても、いまだに人を育てるということにすごく難しさを感じています。この仕事の中でも、最も難しいところかもしれません。
試行錯誤の毎日ですが、手塩にかけて育てたスタッフの成長をそばで見られることは何よりも嬉しくやりがいを感じます。

自分のペースで働ける環境

――お二人は喧嘩をすることもありますか?

S副支配人:
ときどき喧嘩もします(笑)。喧嘩というか、仕事に関してそれぞれやり方が違うので、日々すり合わせをする際に意見交換をしているという感じですね。
例えば、アテンダントスタッフの教育に関しても、この仕事から教えるべきかそれとも別の仕事から教えるべきか、とか。そこが決まっても、今度は右からやるか左からやるかみたいな感じで…二人で仕事を始めてから話し合うことが増えました。

S支配人:
ちなみに、話し合いは私が折れないと終わりません(笑)。

S副支配人:
いやいや、全部私が我慢しています(笑)。
運営の方向性については基本的に支配人の意見を尊重し、アテンダントスタッフの育成やその他のことは私の意見を優先するといったような感じでバランスをとるようにしていますね。

――お二人は本当に仲が良いですね!お休みはしっかりとれていますか?

S支配人:
はい、とれています。月に1〜2回、店舗を任せられるスタッフが出勤している時は、少し休憩をいただいて2人で出かけることもありますね。

S副支配人:
私はリズムが狂うのが苦手な性格で、変化の少ないルーティーンな毎日が好きなので、お休みを増やしたいとは思わないんです。いつもより早く上がらせてもらうなどしてバランスをとっています。

10年近く続けていても楽しく働けています

――今後の目標を教えてください。

S支配人:
今後は、全国ナンバーワンの支配人を目指して頑張っていきたいです!
次のキャリアを考えていないわけではありませんが、10年近くやっていても、支配人の仕事がすごく楽しいと感じているので、まだまだ続けていきたいですね。
お客様を含め、アテンダントスタッフや業者の方などさまざまな人との出会いがある点が魅力です。
店舗を異動するのも好きで、エリアごとで関わる本部の方が変わることで新鮮な気持ちでスタートできます。
他のスーパーホテルの支配人との交流も楽しみのひとつになっています。地域の支配人たちが一堂に会する、エリアミーティングが特に好きですね。コロナ禍では開催が控えられていたのですが、2023年4月から3年ぶりに再開しました。またみんなに会えると思うと、自分も頑張らなくちゃと気が引き締まります。

自信がなくても大丈夫!サポートを受けながら成長できる環境

――これから支配人を目指す方へ一言メッセージをお願いします。

S支配人:
人と話すことが好きな方には向いている仕事です。運営に自信がない方でも、本部の手厚いサポートが受けられるので安心してください。
卒業後に独立を考えている方は、後々役立つようなさまざまな出会いが経験できますよ。

S副支配人:
応募する前は、色々と不安なことが多いと思います。私もホテルの運営は未経験で不安でした。
最初の50日間はしっかりと研修を受けられるので、自信を持ってスタート地点に立てます。
また、どの点に不安を感じているのかを本部の方に伝えることで、親身になってサポートしてくださいます。
1日目から何でもできる支配人・副支配人である必要はありません。少しずつできるようになればいいんです。あまり不安にならなくても大丈夫なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

まずは、ぜひ説明会にご参加ください!

今回は、スーパーホテルの運営9年目を迎えるベテランのS支配人・副支配人にお話を伺いました。
誰でも最初は未経験です。自信がないという方も研修や本部のサポートがあるので安心してくださいね。
少しでも興味を持っていただいた方は、ぜひ気軽に説明会に参加してみてください!